天海祐希主演ドラマ「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」(日本テレビ系)の第5話が2月8日に放送され、平均視聴率は9.1%と初めて1ケタ台に落ち込んでしまった。
「原因としては同日同時間帯に、二階堂ふみとGACKTのW主演で話題になった映画『翔んで埼玉』がフジテレビ系で地上波初放送となり、16.7%と高い平均視聴率を獲得しました。リアルタイムで数字を持っていかれたと考えられます」(テレビ誌ライター)
しかし、ドラマウオッチャーは、「翔んで埼玉」の放送だけが理由ではないと話す。
「『トップナイフ』で天海演じる深山瑤子は、脳動脈瘤のスペシャリストとして脳外の最高位を狙えるほどの手技の持ち主という設定です。しかし、4話では手術室に入らない。5話では難手術を西郡琢磨(永山絢斗)が担当することになり、サブとして入りますが、サポートしたのは世界最高の脳外科医に与えられるトップナイフ賞を日本で初めて受賞した黒岩健吾(椎名桔平)だった。深山は主人公であり、スーパー脳外科医であるにもかかわらず、圧倒的に手術シーンが少ないんです。そのことに視聴者からは『主役が手術しない医療ドラマ』『深山先生は小机(広瀬アリス)のフォローばっかりで影薄くてかわいそう』など、主役が活躍しない脚本に不満を抱いているようです」
主人公・深山の登場シーンが少ないことに、天海ファンは脚本家に怒りの矛先を向けているようだ。