お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が2月7日、自身のツイッターアカウントを更新し、YouTubeチャンネル「宮迫ですッ!」の登録者数が50万人を突破したことを報告している。
「登録者50万人突破!!!!皆さん、本当にありがとうございます!!!」と綴ったツイートには、カメラに向かって“泣き出しそうな”表情で「こんな僕のような人間がやっているチャンネルに50万人の方々が登録していただいた…。本当に感謝してます」と語りかけるショートムービーも添付し、最後にはハイボールを片手に「カンパーイ!」と上機嫌な様子を見せた。
同じお笑い芸人のカテゴリーでいえば、開設初期の伸び悩みに苦しんだオリエンタルラジオの中田敦彦や、キングコングの梶原雄太らに比べ、立ち上げからわずか10日間で50万人ものチャンネル登録者を集めた宮迫のスピードは十分に“超異例”といえるが、そんな「宮迫ですッ!」を遥かに超えるペースでその人気を急上昇させているチャンネルがある。
「“えがちゃん”こと江頭2:50が運営する『エガちゃんねる』は、1月29日にYouTubeの世界に飛び込んだ宮迫よりも3日ほど遅れて参入しましたが、2月8日正午の時点ですでに登録者90万人を目前に控える猛烈な勢いをキープしています。宮迫が地上波ゴールデン帯での人気番組やテレビ朝日系『アメトーーク!』でMCを務めていた一方、江頭はテレビでの出演機会にはさほど恵まれていなかったものの、YouTubeでは下克上のごとく凄まじいペースで登録者をかき集め、同時期にデビューした宮迫を完全に食う存在感を見せつけていると言えるでしょう。ネットでも『10日で50万人登録っていうのはすごいけど、同時期に江頭というモンスター級が現れたのは災難だったね』『真面目に芸人やってた江頭さんの方がよっぽど素晴らしい』との厳しい声が出ています」(テレビ誌ライター)
また、「エガちゃんねる」では現時点で他ユーチューバーとのコラボ動画はなく、“江頭2:50”1本で勝負しており、ヒカルやメンタリスト・DaiGoといった名だたるトップユーチューバーの拡散力を借りている格好の宮迫とは根本的な戦法も異なる。
記録的な人気を誇る江頭とYouTube参入が完全に被ってしまった点については、宮迫にとって大きな誤算だったといえるだろう。
(木村慎吾)