上白石萌音が主演するドラマ「恋はつづくよどこまでも」(TBS系)の第6話が放送され、平均視聴率10.9%と番組最高視聴率を更新。共演する佐藤健が上白石に“寝たふりキス”をする場面が大反響となっている。
「このドラマは猪突猛進の新米看護師・佐倉七瀬(上白石)が、憧れの頭脳明晰なドS医師・天堂浬(佐藤)に憤慨しながらも恋と仕事に突っ走るラブコメディー。第6話では、大阪で同じ部屋に泊まることになった二人。七瀬がお風呂から上がると天堂は寝ており、キスをしようと唇を近づけるものの、直前で諦めて天堂の隣で寝てしまう。ところが寝ているはずの天堂が目を開け、笑みを浮かべると寝息を立てている七瀬にキスをするといったまさかの展開。これには『このシーン絶対みんな死んだ…ずるい!天堂先生』『佐藤健様のキスの仕方天才か…』といった胸キュンコメントがネット上で炸裂しました」(女性誌記者)
これまでは世帯平均視聴率で二桁台を維持する程度で、大ヒットドラマとは思われていなかった「恋つづ」だが、ここにきて個人視聴率に大きな変化が起きているという。
「個人視聴率でみると、FT層(女性13~19歳)、F1層(女性20~34歳)、F2層(女性35~49歳)の視聴率が回を追うごとに急上昇。合わせてM1層(男性20~34歳)、M2層(男性35~49歳)も歩調を合わせるように視聴率を上げています。これは佐藤だけでなく上白石も支持されている証拠。恋愛モノは視聴率が獲れないと言われる昨今ですが、この個人視聴率は快挙です」(広告代理店関係者)
スタート当初は、ヒロインが上白石というキャスティングに疑問の声もあったが、
「可愛くないなどという心ない野次もありましたが、回を追うごとに好感度はアップ。いまや佐藤健ファンの女性からも、愛すべきコメディエンヌとして認められています。もちろん、広告業界からも熱視線。広告業界が欲しがる若年層の支持が高いので、今後ドラマや映画だけでなく、CMにも引っ張りだこの予感です」(前出・広告代理店関係者)
さらに、上白石のブレイクを予想するこんな声も。
「このところ2歳年下の妹・上白石萌歌がドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)、大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(NHK)と立て続けに出演して話題となりましたが、姉の萌音も、2014年に映画『舞妓はレディ』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞して、周防正行監督から“平成のオードリー・ヘップバーン”と称された逸材。このドラマをきっかけにスターダムを駆け上がることは、間違いなさそうです」(制作会社プロデューサー)
七瀬と浬の恋の行方と共に、上白石萌音の今後からも目が離せない。
(窪田史朗)