「女性自身」は2月19日、お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明がレギュラーを務めるフジテレビ系バラエティ番組「たいむとんねる」が、今年6月末をもって終了する可能性について報じている。
「たいむとんねる」は2018年4月にスタートした石橋の唯一のレギュラー番組だが、2%台を彷徨ったこともある視聴率の低迷ぶりや、深夜帯としては比較的高額な石橋の「1本100万円」というギャラがネックとなり、テレビ局関係者によるコメントを掲載した同誌によれば、「6月末で終了する方向で話が進んでいる」という。
「もしもこれが事実であれば、芸歴40年を誇る石橋は初めての“レギュラーゼロ”というテレビタレントとしては危機的状況となります。ただ、昭和の古き良き文化やエンタメに焦点を絞り、石橋を始めとする出演者が楽しそうにノスタルジーに浸りながらトークを展開する同番組にはファンが多く、思わぬ終了報道にネット上では『面白い番組だったのに残念』『たいむとんねる、面白いのにー。コンセプト通りノスタルジーを感じたりして夜に見るのにちょうど良かった』『坂上忍の番組より数倍面白いんだけどね』などと、惜しむ声が続出しています」(テレビ誌ライター)
“テレビがダメならYouTubeがある”というのも最近の流れだが、バラエティ界のトップに立ち、一時代を築いた58歳の石橋が、今さらユーチューバーへ転身することは考えにくい。
「明石家さんまが常々“YouTubeはテレビの敵”と話していたように、バラエティ黄金期を支えた大御所タレントにとっては、なかなか踏み込みづらいゾーンでしょう。ただ、幅広い人脈を持ち、演者としてだけでなく番組制作にも携わってきた石橋が、地上波よりもコンプライアンスの縛りが弱いYouTubeでチャンネルを開設すればどんなものが出来上がるのか、非常に興味をそそられますけどね」(前出・テレビ誌ライター)
例えば、ジャニーズを退所する旧友の中居正広などを招いてトークなどすれば、一気に再生回数1000万超えは確実だろう。
(木村慎吾)