俳優の岡田健史が4月期の金曜ドラマ「MIU404」(TBS系)に出演することが明らかになり、早くもファンは期待を募らせている。
「このドラマは、初動捜査のプロフェッショナル『機動捜査隊』が、24時間というタイムリミットの中で事件解決を目指す1話完結のオリジナル作品。W主演する綾野剛と星野源は、2017年のヒットドラマ『コウノドリ』以来の共演。さらに数多くの賞を受賞したドラマ『アンナチュラル』の脚本家・野木亜紀子氏、演出・塚原あゆ子らが再集結。4月期でもっとも注目を集めるドラマであることは間違いありません」(テレビ誌記者)
岡田が演じるのは、警視庁の幹部を父に持つスーツ姿も凛々しい新米キャリア・九重世人。挫折経験のない自信から高慢な態度をとりながらも、可愛い一面もあるという役どころだ。一躍脚光を浴びたドラマ「中学聖日記」以来の登場に、ファンからは〈嬉しぃーーけんしぃーーー!!!〉〈今、知ったよw健史きゅん、おめでとー〉〈スーツ姿で走り回る健史さんを地上波で見ることができるなんて、ありがたき幸せです〉といった歓喜の声がネットに躍っている。
「女性教師・聖(有村架純)と中学生・晶(岡田)の禁断の恋を描いた『中学聖日記』で、演技経験のないままいきなり大役に抜擢された岡田。放送開始後に開設されたインスタグラムは、半日でフォロワー数が32万人を突破する人気ぶり。この時の熱演が認められ、『週刊ザテレビジョン』主催のドラマアカデミー賞で助演男優賞を受賞。その後も地方局やネット配信のドラマで主役を演じるなど、経験を重ねてきました」(前出・テレビ誌記者)
昨年放送された、大ヒットシリーズ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)にもゲスト出演。日本陸上界短距離のエース・四日市清昭役を演じ、主演の米倉涼子に「目ヂカラがすごかった。お芝居の中で握手をしたんですけど、いい意味で最近の若者にはない“圧力”を感じました」と絶賛されている。
「伝統あるTBS金曜ドラマ枠ですが、昨年10月期の『4分間のマリーゴールド』、放送中の『病院で念仏を唱えないでください』と、二作続けて視聴率的にも苦戦しています。それだけに局側も豪華キャストにスタッフを結集し気合が入っている。岡田としても飛躍への足掛かりとなりうる作品と言えそうです」(制作会社プロデューサー)
まだ20歳。この作品がきっかけとなり、スターダムを駆け上がることもありそうだ。
(窪田史朗)