そろそろ春。衣替えシーズンですが、ストッキングも薄手になってくる頃ですよね。とはいえ、ファッションの多様化などから、必ずしもストッキングをはくとは限らなくなっているようです。そこで、最近の女性たちはどのくらいストッキングをはいているのか調べてみました。
グンゼが20~50代女性に対して行ったストッキング着用頻度に関するアンケート調査では、週3回以上ストッキングをはいているのは20代が最も多く22.7%、30代は20.7%、50代が17.8%となっており、40代は最も少ない16.9%でした。20代は月数回以下のほとんどはかない層が相対的に少ないことから、ストッキングの着用頻度が高いという結果となりました。
また、ストッキングは「伝線しにくい」、「破れにくい」ことが全体的に求められていますが、若年層は「フィット性」を求める傾向があったそうです。これは、20代にとってストッキングはファッションを楽しむ要素の一つで、スタイルを重視する傾向があるのかもしれませんね。
通販会社のフェリシモが2019年5~6月に実施した「ストッキングをはく頻度は?」のアンケート調査では、1位は「月に1回以下」で31%、2位は「お出かけのときだけ」「持っていない(はかない)」が同数で13%と、半数以上で頻度が低い結果に。
コメント回答では、「締め付けられるのが嫌でなるべくならはきたくないが、仕事の日は仕方なくはいている」「フォーマルな行事のときだけはく」「冬だけはく」など、必要だからはくという声が多い一方で、「足がキレイでないのでごまかせる。無駄毛の始末も念入りにしなくて済んでちょっと楽」「夏場にパンツやジーンズの下にはくと、汗ではりつかなくて済む」といったメリットも挙げられていました。
女性にとってストッキングは、ちょっとわずらわしいものなのかもしれません。若い層には主にファッション目的ではかれているようですが、年齢を追うごとにストッキング離れの傾向が出ています。そうはいっても利点もあるので、TPOやファッションの必要に応じて活用するというのがよさそうです。