女優の黒木メイサが3月5日、自身のインスタグラムを更新。「私のベッドサイドの今のメンツ紹介」と題して、蔵書の写真を公開している。
「本棚にはその人の趣味嗜好がよく出ます。メイサさんが『ファンタジー系が苦手でノンフィクションや歴史系。子供向けの英語の本でリーディング勉強』と書いている通りのラインナップですね。一時は、夫の赤西仁と共にアメリカで暮らしているとも報じられましたが、そのせいか英字のペーパーバックも数冊ありました」(出版社編集者)
コメント欄には「とってもおしゃれな本ですね」「意識の高さが感じられます」と絶賛の声がある一方、一部では「ドヤ顔で公開してそう」「こんな少ない蔵書を自慢されても」といったツッコミもある。だが、その公開された7冊は“ドヤ顔”になってもおかしくない、なかなかのセレクトだという。
「まず、『ナツコ 沖縄密貿易の女王』は沖縄出身の黒木さんらしいチョイス。終戦後の沖縄で密貿易を仕切った女傑・夏子の生涯を描いた奥野修司の作品で、講談社ノンフィクション賞と大宅壮一ノンフィクション賞をW受賞した名著です。『僕と妻の1778の物語』は眉村卓の名作小説。妻が余命1年のがんに罹り、笑うことで免疫力が上がるとアドバイスされたSF作家の夫が、妻を笑わせるために1日一編の短編小説を書く。草なぎ剛主演で映画化もされたハートウォームなストーリーです。『Who was Maya Angelou?』と『30 PEOPLE WHO CHANGED THE WORLD』はアメリカの英字の本。前者は、黒人差別を乗り越え16歳で黒人女性初のケーブルカー運転士になり、長じて女性活動家、詩人、歌手、女優としても活躍したマヤ・アンジェロウの伝記。後者は、ゴッホやアインシュタインら、世界を動かした30人の歴史偉人たちについて書かれた児童書です。また、『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』はいま日本でベストセラーになっている本。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野の知識を1日1ページ読めば365日で身につけられるという内容で、クイズ番組の優勝常連で博識のカズレーザーも推薦しています。これらは黒木さんの“ベッドサイドの今のメンツ”ということですが、古い名著から今の話題の書まで取り揃えているバランス感覚に感心しますね」(前出・出版社編集者)
これらの本を夫の赤西仁が読んでいるのか、それもまた気になるところだ。