東出昌大と桐谷健太がW主演したドラマ「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」(テレビ朝日系)の最終回が3月12日に放送され、平均視聴率9.9%。全話平均視聴率も9.9%と二桁視聴率にわずかながら届かなかった。
初回視聴率12.0%と好スタートを切ったものの、直後に東出の不貞が発覚。視聴率は急落し、ドラマの評価は高かったものの、数字は回復しなかった。一方の主演でありながら割りを食ってしまったのが桐谷である。ところが今、彼の業界人気が急上昇しているという。
「最終回の撮影が終了した9日の深夜、挨拶に立った桐谷は『色々あったけど、俺はコイツ(東出)が大好きです』とフォローした上で『東出バカヤロー』と叱責。東出が謝罪しやすい雰囲気を作るなど、桐谷の“神対応”が話題になりました」(女性誌記者)
桐谷は、井筒和幸監督の映画「ゲロッパ!」「パッチギ!」で注目を集め、2008年に出演したドラマ「ROOKIES」(TBS系)でブレイク。小さい事務所に所属しながらも着実にステップアップしてきた。40歳を迎えた今年、念願叶ってゴールデンタイムで初主演。それだけに、忸怩たる思いがあったに違いない。
「桐谷は、12日にトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演。『全身全霊全力でやっています』とコメント。親交の厚い西田敏行からは『逆風を追い風に変えるだけのパワー、あんな持ってるから、頑張れ!』とエールを送られました。ネットでも『桐谷健太が全てを救ってくれたな、このドラマは。続編お待ちしております』といった声も多数。桐谷はCMにも多数起用されておりスポンサーの支援も期待できるため、次は単独主演の話もありそうです」(放送作家)
向かい風を追い風に変えて、次回は主演作で一矢報いたい!?
(窪田史朗)