ついに幼児番組にまで新型コロナウイルスの影響が!? 3月23日に放送された「おかあさんといっしょ」(Eテレ)に、全国の子育て家庭が驚いたという。
「番組ではいつものように歌のおにいさんとおねえさんが出演していたものの、違和感を覚えるママパパが続出。通常なら番組のラストに多くの子供たちが参加し、一緒に歌い踊るシーンが映し出されるのですが、今回はおにんさんとおねえさんたちによる歌のVTRになっていたからです。視聴者からは《ついに収録のストックが切れたのか》《この時期に子供を出すわけにいかないもんな》などと、新型コロナウイルス対策による影響を懸念する声が続出しました」(女性誌ライター)
ところがそういった反応は、まったくの誤解なのだという。以前から「おかあさんといっしょ」を楽しんでいるという前出の女性誌ライターが指摘する。
「この『おかあさんといっしょ』では毎春、スペシャル企画の“春特集”を放送するのが恒例となっており、NHKでも3月23日からの放送をアナウンスしていました。この春特集では普段とは異なる内容になるため子供たちの出演がなかったのであり、新型コロナウイルスとは無関係。つまり『おかあさんといっしょ』は風評被害に遭ったようなものです」
実際、Eテレ側ではこの時期も、スタジオ収録に参加する子供を募集しているという。
「現時点では『おかあさんといっしょ』の《東京3月募集分》として、2016年3月~2017年3月生まれに該当する子供を対象に、3月25日の締め切りで募集しています。これで新型コロナウイルス対策による収録自粛といった噂が広がると、以前から参加を検討していた家庭が《どうせ募集はない》と思い込んでしまう恐れも。この時期にスタジオ収録に参加させる是非は各家庭の判断となりますが、少なくとも募集と収録自体が行われているということは知ってもらいたいですね」(前出・女性誌ライター)
早く、何の憂いもなく子供たちの元気な笑顔を見られるようになってもらいたいものだ。
(白根麻子)