タレントの上沼恵美子が3月22日放送の「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)に出演し、不貞が発覚した俳優の喜多村緑郎が妻で女優の貴城けいと復縁しつつあるという一部の見方に対して、独自の視点で反論した。
番組では、「女性自身」が3月10日に「貴城けい 離婚は回避 不倫夫の号泣電話後、自宅にプレゼント」とのタイトルで配信した記事を引き合いに出し、騒動以降別居を続けてきた貴城が喜多村の留守中に一時帰宅すると、渡しそびれたバレンタインのプレゼントとして喜多村の好物であるサバの缶詰を置いてあったとする“関係者の証言”を紹介。
また、同関係者は疲弊した貴城の心身が徐々に回復しつつあるとし、サバ缶のプレゼントの他にも喜多村の衣服を洗濯して畳んでおいたり、「部屋も掃除されていたそうです」「本当に愛情がなかったら、そんなことはしないでしょう」などと復縁の可能性があることを示唆していた。
しかし、上沼はこの報道を真っ向から否定。貴城が喜多村の留守中に置いたプレゼントや家事の献身について、「自分の誇りのためにやった訳です」「よっぽど腹が立っているからバレンタインのものをちゃんと置いて、洗濯物も畳んで、そして掃除もして、綺麗にして(また別居先に)帰ってくるというのは、女が腹立ってる時のプライドの高さ。とっても高貴な方やと、ちょっと思いますね」などと分析し、貴城の立場であれば上沼自身も同じことをするだろうとした上で、こうした妻の行動の動機は「(喜多村のことが)嫌いやからです。これはもう変形の復讐です」と表現した。
「あくまで“私の推測に過ぎない”とも加えた上沼ですが、通常であれば、喜多村の留守中に自宅に戻ってプレゼントを置き、洗濯物も畳んでいれば、復縁の可能性を期待するところです。しかし、不貞をされた側の貴城の心理を独自に読み解いた今回のコメントは上沼にしかできない高度な分析だったと好評で、ネットでも『なるほどね。全然思い及ばなかった。浮気された妻のプライドがさせた行為だとすると、すごくしっくりするね。さすが、眼力鋭いです』『なるほどね』という感嘆の声が上がっています。『女性自身』は、許しを乞う喜多村が貴城へ泣きながら電話をかけたこともあると伝えていますが、こうした状況の中で敢えてバレンタインのプレゼントや家事を完璧にこなし、良き妻を演じることで、“あなたはこんな私を裏切ったのよ”と喜多村の罪悪感を煽っているのかもしれませんね」(テレビ誌ライター)
とはいえ、サバ缶の置き土産に込められた貴城の真なる想いや、それが“変形の復讐”なのかを知るのは当事者のみ。今後の展開を見守り、上沼の斜め上な分析が正解だったか否かは、いずれ判明することになるだろう。
(木村慎吾)