田中要次と羽田圭介はバス旅Zをクビになってしまうのか。「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」の最新回が3月28日の「土曜スペシャル」(テレビ東京系)で放送される。今回の旅は2人にとって正真正銘の正念場だ。
田中と羽田はすでに2回連続で失敗。今回失敗したら、バス旅Zをクビになることが決まっている。
「失敗する確率はかなり高いと言えるでしょう。埼玉県の大宮から富山県の黒部を目指す旅ですが、道中に待ち構えているのは北アルプス。ここを通るにしても迂回するにしてもルート選びはかなり難しい」(テレビ誌ライター)
バス旅はガチンコで知られ、太川陽介と蛭子能収の1回目のラスト回である第25弾は、福島県の会津若松から秋田県の由利本荘を目指す難ルートが選ばれている。結果は秋田県に入ることすらできずに失敗。通常、ラスト回ともなれば太川と蛭子に花を持たせるためにやさしいルートを選びそうなものだが、バス旅スタッフはそんな配慮は見せなかった。今回もクビ回避のためにルート選びに手加減することはないだろう。
そもそも田中と羽田の新コンビになってからバス旅の視聴率は下がっており、視聴者の評判も芳しくない。テレ東もメンバーの入れ替えをしたがっているという噂もある。バス旅ファンの間では、2人のクビは確定事項。すでに次のコンビが誰になるのかで、予想が活発化しているというのだ。
「田中と羽田はバス旅に起用されるまで、テレ東旅番組とはほとんど縁がありませんでした。予想外な起用だったんです。それでうまくいかなかったので、今度はある程度数字が読める人、つまりテレ東旅番組に出たことがある人になるのではないかと予想されています。それでいくと候補に上がってくるのは中山秀征、福澤朗、よゐこ、千原ジュニア、レッド吉田といった顔ぶれ。このうちの誰かをメインにし、相棒にフレッシュな人材を充てるというのは十分ありそうです」(週刊誌記者)
もっとも、バス旅ファンが一番望んでいるのは太川と蛭子の復帰だ。だが、歩くことが辛いと音を上げ2度目の引退をした蛭子が復帰することはまず考えられない。ただ、太川の復帰はあるかもしれない。
「太川はバス旅を引退したくなかった。まだ続けたかったといいます。それなら太川を再起用し、新たなパートナーを探すという手はあるでしょう。実はこれが一番可能性が高いような気がします。でも、蛭子ほどの絵になるポンコツな人材を見つけるのは難しい」(前出・週刊誌記者)
バス旅の新コンビは誰になるのか。その前に田中と羽田はクビになるのか。3月28日の放送に注目だ。