芸能事務所、オスカープロモーション所属の女優・米倉涼子が3月いっぱいで退所することが3月24日、発表された。
同事務所は、女優の忽那汐里が昨年12月、今年2月に草刈民代が独立、人気モデルのヨンアも3月11日付で退社。タレントの岡田結実も3月いっぱいで離脱することがわかっている。
オスカーサイドは古賀誠一社長名義で“円満退社”であることを文書で示し、米倉も同日、報道各社にファクスで退社を報告。「新人の頃から私を育てていただき、お仕事の機会を与えて下さり、ご指導を頂いたことを深く感謝しております」と述べた。
古参の芸能記者はこの異常事態を「オスカー崩壊の危機」と話す。
「米倉の退社は、ショーダンサーや振付師のアルゼンチン人男性との結婚を反対されたからとも報じられましたが、それは引き金にすぎません。社長の娘婿が取締役になったことで社内が一変。一般社員だけでなく、米倉が信頼する幹部社員も退社しています。オスカーのトップである米倉が退社すれば経営に影響が出るでしょうし、ほかの所属タレントに不安が広がる可能性もある。結婚・出産した武井咲や、前澤友作氏と別れた剛力彩芽も100%活動を戻しているとは言えず、もう一方の稼ぎ頭である上戸彩にかかる比重がさらに大きくなりそうです」
多くのモデルを抱え、そこから女優に育てて成功してきたオスカーだが、何かが大きく狂い始めているようだ。