今なら何を言っても笑って許される?
3月24日、田中みな実がフジテレビの「めざましテレビ」に出演。青山学院大学卒業後、TBSに入社した田中が、フジテレビの入社試験で不合格になっていたことは女子アナファンには知られた話だが、この日の田中は新卒採用でフジの面接を受けた時のエピソードを披露。ところが、この内容が視聴者から「ありえない」「世間をナメてる」「何様のつもり?」と批判の声を集めてしまった。
「番組内で、田中さんはトーク相手となった軽部真一アナに向かって『フジテレビの入社試験の一次面接試験官が軽部さんでした』とぶちまけました。軽部アナは『ちょっと待って…。それ僕じゃないんじゃない?』と半信半疑な様子でしたが、それでも田中さんは『絶対に軽部さんです!』と断言。受ける側の学生が間違えるわけがありませんから、本当のことでしょう。でも視聴者が“ありえない”と感じたのはその面接での田中さんの発言内容でした」(エンタメ誌ライター)
面接で軽部アナに「好きな番組は?」と聞かれた田中は、相手が軽部アナということで「めざましテレビ」と答えてしまったのだとか。でも実は、田中が朝に見ていたのは日本テレビの「ズームイン!!朝!」だったそうで、軽部アナから「めざましテレビ」の好きなコーナーを聞かれると、答えられずあえなく撃沈。すると軽部アナから「ウソついちゃダメだよ、そういうときは」と厳しくたしなめられたことを振り返っていた。
そんなエピソードをカミングアウトした田中には、「TBSで正解だった」という支持がある一方、イラッとした視聴者も多かったようで、「厳しいどころか軽部さんは当たり前のことを言っただけ」「テレビ局の面接で見てない番組を挙げるなんて就活をナメてるんじゃない?」「顔だけで勝負できると思ってたんだろうね」「そんなの今さら言うこと?」と、田中の姿勢に疑問符をつける声がネット上に続出。中には「とっさに軽部に取り入ろうとした浅はかさが田中みな実の本性」「平気でウソをついて目の前の権力者にすり寄る生き方なんですね」と、化けの皮が剥がれたと言わんばかりの心無い罵声まであった。
「今は何をやってもニュースになる田中さん。ですがさすがに『見飽きた』という声も上がっており、内定取り消しなどにあえぐ就活生が怒りに震えそうな今回のエピソードを聞いて『調子に乗るのも今のうち』というアンチの気持ちも十分理解できます。『なぜブーム』『田中みな実が崇められているのがわからない』という声は、男女問わず増えているように感じますね」(女性誌ライター)
今やフジテレビが頭を下げてまで出演を依頼する存在となった田中。でもそこは「若気の至り」と反省するのが大人の対応だったのではないか。
(小机かをる)