「観相学」は、顔の相でその人の性格や生まれ持ったもの、将来の姿を分析するという学問です。観相学では、顔には生まれ持った遺伝的な要素の他に、これまで生きてきた経験の中で作られたものも顔に表れるとされています。つまり、生まれ持った顔がすべてではなく、今からでも理想的な顔の相は作ることができる、顔の相は変えられるというわけです。
観相学の権威といわれる岡井浄幸さん監修「男は見かけで選びなさい」(主婦の友社刊)では、「いい女の顔になる10ヵ条」が紹介されています。その気になる中身をチェックしておきましょう。
1.自分の顔を好きになる
2.できるだけ多くの人に顔を見られる
3.自分のチャームポイントを知る
4.眉間にシワを寄せない
5.心を広げ、視野を広げる
6.常に歯をきれいにして破顔大笑する
7.左右対称の表情を心がける
8.美しいシワを誇りにする
9.常に美しい顔を心がける
10.いい顔で眠る
そしてこの10ヵ条は、美人を作る方法でもあるといえそうです。このような女性は、誰から見ても美しくモテますよね。そのためには、清く正しく美しい思考をすることがポイントなんだそうですよ。
また、日本パーソノロジー(人相科学)の第一人者といわれる石丸賢一さんの著書「見た目だけで人を見抜く技術」(PHP研究所刊)によれば、美人やハンサムは、多くの人にとって「平均顔」であるがゆえに、潜在的に反感が持たれにくいということなのだそう。美人というと、素晴らしい顔のパーツや配置の持ち主というイメージがありますが、実は平均的だったというのは驚きますね。