3月21日に放送されたムロツヨシ主演ドラマ「三浦部長、本日付けで女性になります。」(NHK)が大反響となっているようだ。
3月25日深夜に再放送もあったこの作品。ネット上には「1回見たけどもう1回見た」「ムロツヨシが見れば見るほどかわいく見えてくる」「三浦部長のこれからをもっと見ていたい」「続編求む。もっと三浦部長が見たい」「どうして単発ドラマにしたの? これは連ドラ案件!」など、称賛の声があふれている。
「ここ最近のNHKはLGBTをテーマにした攻めた内容のドラマを数多く放送しています。この作品もムロ演じる三浦部長が、ある日“女性でいる時のほうが落ち着いていられる”ことに気づき、レンタル倉庫で女装してから通勤するようになり、それを家族や会社など周囲がどう受け止めるかが描かれていました。多くの視聴者に支持された理由は、ムロが女性になりたいと願う中年男性を丁寧に演じていたからに尽きるでしょう。そのため、シーンを追うごとに女装しているムロがかわいらしく見えてきて、息子に女装姿を見られそうになって背中を向けるシーンなどでは『切ない』『泣ける』『涙出た』といった声まで聞こえていたほどです」(テレビ誌ライター)
脚本は2017年1月期放送の「バイプレイヤーズ」(テレビ東京系)やお笑いコンビ・ラバーガールのソロライブにコント脚本の提供をしている、ふじきみつ彦氏。ムロが主宰する自分の好きな役者と作家とともに舞台を作り上げる「muro式.」にも5回脚本を提供している。ぜひともこのコンビでの続編を期待したい。