お笑いタレントの“たむけん”ことたむらけんじが4月6日放送の「ミント!」(MBS)に出演。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「炭火焼肉たむら」の経営者としての複雑な心境を吐露した。
西日本を中心にチェーン展開しているたむらの焼肉店は、緊急事態宣言が発出されていない6日時点で営業を継続中で、「うちではまだ言われてないんで。(今後も引き続き店を)やる方向でいるんやけど」と今後の方針を説明。また、具体的な店舗でのコロナ対策としては「(客同士の)席を近づかないようにしたり、入ってきたお客さんに消毒してもらったり…。思いつく限りの対策をさしてもらってる」とコメントした。
続けて、今後もしもコロナ禍による影響で店を休業せざるを得なくなってしまった場合には、「補償もしますから、と言ってくれたら安心感ある」とし、政府による飲食業界への助成金に期待を寄せている。
「焼肉たむらのようにチェーン展開をしている飲食店ではそのダメージも特段大きなものになっているでしょうが、たむけんは過去、仮想通貨による取引で10億円近く儲け、無人島に“たむけんランド”を建設する構想までも報じられていましたからね。その真偽は定かではないですが、これまで周囲の芸人からもたびたび羽振りの良さや高級外車を乗り回していることなどを暴かれています。そんな“富裕層”であるたむけんが政府からの補償を求めたことについては、『あなたは補償してもらわなくて良いでしょ?』『世の中年収300万以下の人が大多数なんだから、いい加減46歳のおっさんの発言として恥ずかしく思ってほしい』との批判が続出。また、同じく飲食業を営む同業者からも『飲食やってますが、正直廃業も考えるくらいキツいです。貰えたら助かるが、休んだ分の補償は言い過ぎ』『飲食店経営のシングルマザーです。相当な死活問題ですが、誰もあてにするつもりはありません。散々稼いできたあなたが何を仰ってるんでしょう。お手本を見せて欲しいです』といった否定的な声が出ています。今やたむけんは芸人と焼肉店経営の二足のワラジによって、稼ぎまくっているという印象があるからか、補償に期待を抱く発言をしただけでも反発を受けてしまうようですね」(芸能記者)
仮想通貨全盛期には数億円規模の利益を上げる“億り人”芸人として、あらゆるメディアで界隈に関する情報を発信していたたむけんだけに、その潤沢な貯金で今回のコロナ禍を乗り切ることはできるだろうか。少なくとも“たむけんランド”の建設は後回しになりそうだが…。
(木村慎吾)