報道番組「報道ステーション」(テレビ朝日系)のメインキャスターを務めている富川悠太アナが、新型コロナ感染で休養中でありながら猛批判を浴びている。
「富川アナは4月3日と4日に38℃台の発熱、そして7日にはたんが絡む症状もあったのですが、9日に息苦しさを感じて翌10日に入院するまで、番組出演を続けていたとのこと。『報ステ』では外出を続ける市民に苦言を呈していたのに、当の本人が発熱がありながら出勤を自粛しなかったのですから、批判が集まるのもやむなしでしょう。多くの視聴者が、報道番組のキャスターの振る舞いとして相応しかったのか疑問を抱いています」(テレビ誌ライター)
その端正なルックスで人気の高かった富川アナだが、それも今や風前の灯だという。
「毎年末の好例となった『好きなアナウンサーランキング男性編』(オリコン調べ)では過去2回、富川アナはランク入りを果たしています。最初は『報道ステーション』のメインキャスターに就任した2016年の8位、そして翌2017年には自己最高の5位にランクアップしている。しかしその後は2年続けてランク外に陥落。その理由は番組で共演していた小川彩佳アナへのパワハラや社内イジメと捉えられる言動が報じられ、一気に支持を失ったからと言われています。それに加えて今回の“新型コロナ隠し”とも言える行動ですから、キャスターの椅子も危うくなったのではないでしょうか」(前出・テレビ誌ライター)
この未曾有のコロナ禍で視聴率も絶好調の「報ステ」だが、メインキャスターとしての責任感が富川アナを番組出演に向かわせたのだろうか。ただ、その頑なな責任感こそ、接触者8割減を阻む最たるものだろう。
ともあれ富川アナには1日も早く回復していただき、リモート出演で自らの反省と闘病の体験談を広く視聴者に知らせてほしいものだ。
(白根麻子)