歌手の浜崎あゆみ誕生秘話と所属事務所エイベックス代表取締役会長CEO・松浦勝人氏(当時専務)との出会いから恋愛、そして別れまでをドキュメンタリータッチで描いた小説「M 愛すべき人がいて」がテレビ朝日系でドラマ化され、4月18日にスタートした。注目された初回の平均視聴率は5.6%だった。
同作は、アユを演じる安斉かれんとマサを演じる三浦翔平のダブル主演。マサの秘書・姫野礼香役にはフリーアナウンサーの田中みな実を抜擢。他には市毛良枝、高橋克典、高嶋政伸らベテランが脇を固める。主題歌は浜崎あゆみが務め、脚本は鈴木おさむが担当している。
小説が発表された当時から、赤裸々な浜崎の私生活に注目が集まり、鳴り物入りで制作されたドラマだったが、視聴者の反応はいまいちのようだ。
「ドラマの感想としては『浜崎本人はこれにOK出したの? 笑いものじゃん』『こんなのでいいの? あゆの意見を聞きたい』など不満の声が多いです。また、あの大映が制作に参加しているとあって、『田中みな実は「スチュワーデス物語」でヒロインに嫉妬する新藤真理子(片平なぎさ)バリの丸出し演技』という指摘も。さらに『脚本が(放送作家の)鈴木おさむさんだし、笑わせるために書いたんですよね? 浜崎さんにリスペクトもない』などの意見もありました。正直、放送前の話題性からすれば、肩透かしといった反応が多かったですね」(ドラマウォッチャー)
今後、コロナ禍の影響で視聴者がますます在宅を迫られる中、視聴率を伸ばすことはできるのだろうか。次回以降に期待したい。