お笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄が4月26日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)にリモートで出演。しかし、番組開始から15分ほど遅刻しての登場となり、共演者に謝罪していた。
この日の放送も、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、MCの爆笑問題を始め、モデルのみちょぱや壇蜜など、一部の出演者のみをスタジオに集めて放送していた同番組。レギュラー陣のテリー伊藤や杉村太蔵、細野敦弁護士らと共に高橋もリモート枠での出演となったが、冒頭に太田光が「(高橋が)この期に及んで寝坊するという信じられない事態です」と高橋の遅刻を報告した。
高橋を映すはずのモニター画面には「ただ今 TBSに向かっています by 高橋茂雄」と書かれた紙が表示され、およそ15分後に目を真っ赤にした高橋が到着。「すみません、ステイホームが過ぎました。生活のリズムが変わりすぎてしまいまして。午前中という概念を無くしてました…」と外出自粛生活による影響があったとし、「本当にすみませんでした」と謝罪した。
「ただひたすら遅刻を謝罪するだけでなく、“ステイホームが過ぎまして…”と笑いを含ませながら猛省の様子を見せた高橋の切り返しはさすがの一言。しかし、視聴者の間ではそもそもリモート出演なのになぜ遅刻をするのかという疑問もわき、『リモート出演がTBS社内だったとは。そっちに驚いた』『リモートの意味がない』『リモートならお家でいいんじゃないの?』などと、モニター越しの出演であるにも関わらず、わざわざTBSへ出向く必要があるのかとの指摘も出ています。もしも打ち合わせや衣装、メイクなどのためにわざわざTBSまで呼んでいるのであれば、今後は演者の感染リスクとそれらの必要性とを天秤にかけて調整していくべきかもしれません。また、出演者の中で、スタジオに登場して出演するタレントと、リモートで別室から出演させるタレントの違いが分からないという意見もあり、今回の放送でいえば、みちょぱがスタジオ出演をしたのに対し、同じくモデルの藤田ニコルはモニターでのリモート出演という扱いになりました」(テレビ誌ライター)
局側にも様々な事情があるのかもしれないが、3密回避のためであれば、可能な限り“自宅からの”リモート出演を徹底していくべきではないだろうか。
(木村慎吾)