お笑いコンビ・よゐこの有野晋哉が5月7日に自身の公式ブログ「有野課長と呼ばれたり」を更新し、タレントの中川翔子へ向けた誕生日祝福ツイートが“性的嫌がらせ”に当てはまる可能性があると反省している。
事の発端は、中川が35歳の誕生日を迎えた5日、自身のツイッターアカウント上でデコ部分に黒ペンで“35”と記した写真をアップし、「しようこはレベルがあがった!すばやさが10さがった!いろけが100あがった!」とつぶやいたバースデー報告の投稿だ。
中川のファンやフォロワーから多くの祝福メッセージが届く中、彼女と親交のある有野はこのツイートへの返信として「つけまつげが8ちらかった 婚期が3とおのいた みんながよろこんだ まだ一緒に遊べる おめでとう しょこおばたん」と投稿。すると、“婚期が遠のいた”や“おばたん”といった表現が「女性に対して失礼」として批判的な声が一部から届き、現在では有野のツイートは削除されている。
具体的な批判の声としては、「有野晋哉うるせえ!誕生日にポジティブツイートする中川翔子にわざわざ水を差すようなセクハラすんじゃねえよ!」「なんで誕生日に“おばたん”なんて言われなきゃいけないの。普通に無礼なメッセージ」との怒りの反応があった。これに関し、有野は7日のブログの中で「僕と相手の関係では、よくある事なので、良いか とツイートしました。二人の関係ではOKだと思いました。誕生日関係なくそんなのを送ってる親しいと思っている仲です」と釈明。しかし、一部からセクハラに該当する発言であるとの指摘もあったことについては、「そう捉える方が居るというのは、想像力が足りなかった。この発言はよくはなかったなと思いました」と反省し、自身と中川以外に、互いが抱える多くのフォロワーも閲覧できる空間でやり取りする内容ではなかったと振り返った。
「有野自身も個人メッセージでやり取りすればよかったと語っていますが、その“イジり”の内容に年齢や婚期を冷やかすものが含まれ、さらに“おばたん”といった表現もあったことは、著名人の発信としては軽率だったといえるでしょう。また、有野はブログの中で『今回のことで僕が思ったこと』として、『ツイートは共演してない間もおしゃべりできるツールというだけのものではなくなった。オンにするべきところ、DMで送るべきところ 分ける方が良い』と綴っていますが、ツイッターは今も昔も、非公開設定にしない限りは常にオープンなものであり、“今回のこと”で初めて教訓として学んだのであれば、遅すぎるくらいです。深夜のラジオ番組というコアなファンに囲まれた、“一見”クローズドな環境下で失言してしまったナインティナインの岡村隆史と同様に、有野も“よゐこの有野”として発信する場所が完璧にクローズドなものであるはずがないということを自覚する必要があります」(週刊誌記者)
有野と中川の関係が良好なのは結構だが、誰もが閲覧可能な公共の空間において、芸能人が言葉のチョイスに注意を払わなければならないのは至極当然のことだと言わざるを得ない。
(木村慎吾)