中村倫也主演ドラマ「美食探偵 明智五郎」(日本テレビ系)の第5話が5月10日に放送され、平均視聴率は8.4%だった。
5話の物語は、上遠野警部(北村有起哉)の小5の娘・小春(横溝菜帆)が、マリア(小池栄子)のターゲット。事件の発端は、乳製品アレルギーの小春に、新任担任教師が“好き嫌いはするな”と叱責。そこから、小春がクラスのイジメの対象となる。
ある日、クラスメイトが小春の背中にチーズを入れる。アナフィラキシーショックで倒れた小春を明智が救出し、事なきを得る。小春が自死を考えるほど悩んでいると、マリアからメールが届く。そこでマリアは、担任とクラスメイト全員の毒殺計画を提案し、小春は何もしなくていいと告げる。
この日のゲスト出演者は、上遠野警部の別れた妻役に奥山佳恵。小春のクラスメイトには大智が参加。このキャスティングに視聴者からは、2018年の綾瀬はるか主演ドラマ「義母と娘のブルース」(TBS系)との“コラボ”だと、祭り状態になった。
「“ぎぼむす”で、上白石萌歌が演じたみゆきの小学生時代を演じたのが横溝菜帆。奥山佳恵は、早逝したみゆきの母親役。何かとみゆきにちょっかいを出す同級生・黒田大樹を大智が演じていました。この3人がそろって出演したうえ、ドラマの間にはみゆきの父親役を演じた竹野内豊がCMに登場したため『ぎぼむす祭りか?』と騒ぎになりました」(ドラマウオッチャー)
日本テレビが“コラボ”を狙ったか、無意識だったかは定かでないが、視聴者にとっては楽しい発見だったようだ。