検察官定年延長問題に有識者のみならず、小泉今日子やきゃりーぱみゅぱみゅといった芸能人の多くも反対の声をあげるなか、5月11日に放送されたNHK「ニュースウォッチ9」にメーンキャスターの和久田麻由子アナに代わって星麻琴アナが登場。ネット上では「星アナ、キタ──(゜∀゜)──」「ガンダム三昧の星アナか、頑張れ」「歴戦を乗り越えてきた戦士として応援しちゃう」といったガンダムオタクからの熱い応援メッセージが溢れる事態となっている。
「星アナは入局7年目。昨年4月から『ニュースウォッチ9』のリポーターになりましたが、現在、新型コロナ感染対策のため和久田アナと交代でメーンキャスターを務めることに。『ニュース9』への出演がなかった6日、星アナはNHK FMで8時間にわたって放送された『今日は一日ガンダム三昧Z』に出演しました。リスナーのリクエストをもとにガンダムソングやBGMなどを特集する番組で、テーマソングを歌った歌手の森口博子や西川貴教らも登場。出演者らが熱いガンダムトークを繰り広げる中、星アナはまったくのガンダム初心者。劇場版3部作を事前に観るというノルマを課されて放送に臨んだのですが、総合司会の里匠アナから作品に登場する戦艦の名称のアクセントを訂正されたり、濃いトーク内容にもついていけず、終始浮いた存在になってしまいました。ですが、番組を聞いていたガンダムオタクはその頼りない姿に逆に好感を持ったようで、オンエア後には“『ガンダム三昧ZZ』が放送されるときにはまた星アナに出てほしい”といった声が溢れました」(芸能ライター)
星麻琴アナは、慶応義塾大学卒業後の14年にNHKに入局。岡山放送局などを経て、昨年4月に東京アナウンス室に異動となった。同期には『ブラタモリ』で知名度をあげた林田理沙アナらがいる。
「あまり公にされていないようですが、星アナの母親は元TBSアナウンサーの三雲孝江と言われています。父親もTBS関連会社のプロデューサーを務めた人物で、いわばサラブレッド。顔立ちも若いころの三雲孝江を彷彿とさせる正統的なアナウンサー顔ですね。NHK入局前は大手芸能プロダクションに所属しタレントとして活動していた時期もあったそうです。大学在学中に、母親と同じアナウンサーを志し、養成所で技術を学んだとか。『ニュースウォッチ9』といえば、この4月に前任の桑子真帆アナと『おはよう日本』を担当していた和久田アナの“テレコ人事”も話題になったNHKの看板番組。星アナは普段、現場からのリポートを担当していますが、代打とはいえ今回、メーンキャスターに抜擢され、また娯楽系の番組に出演すればガンダムオタクからの熱い支持を得るなど、硬軟どちらも対応できることが評価されれば、NHKの顔になる日も遠くないはずです」(前出・ライター)
ガンダムオタクの援護射撃が星アナを主役に押し上げるか?
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