5月13日に放送されたNHK連続テレビ小説「エール」第33話で、主演の窪田正孝演じる古山裕一が、朝食で納豆を食べるシーンが話題を呼んでいる。
「エール」は昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う名曲を生み出した作曲家・古山裕一(窪田正孝)と、裕一の妻で自らも歌手への夢を追い続ける音(二階堂ふみ)の夫婦の物語。男性主人公の朝ドラは2014年度後期の「マッサン」の玉山鉄二以来の約6年ぶりだ。
5月13日に放送された第33話では、裕一が女給の接待を受けられるお店「カフェー」に行ったことから、初めての夫婦喧嘩が勃発。夫婦間での口論があった翌朝、朝食を用意した音は、裕一のごはんをほんの一口しかよそわず、喧嘩続行の意思を表示。カチンと来た裕一は、音が嫌いな納豆を持参し、臭い臭いと嫌がる音を横目に、思う存分納豆ご飯を食べるという反撃に出た。
「裕一は、わざわざ家を出て納豆を買いに行き、藁につつまれた納豆をまるで“姫”のように抱えて優雅なダンスを踊りながら自宅へ戻って来ました。納豆の臭いに耐えられず食卓を離れてしまった音にあてつけのように『は~あ いいにおい~納豆はいいにおい~』『はあ~!納豆~!』『100回ネバネバしたらもっともっとうまくなんだよな~!』と何度も口ずさみ、ドヤ顔で納豆を食べると、SNSでは『納豆で反撃する窪田正孝が可愛すぎて朝からキュン死した』『納豆を片手に踊る窪田正孝が見られるなんて神回』『裕一の出身地、福島県は納豆の消費量が全国トップだから納豆愛も強いよね』『2人の夫婦喧嘩可愛くて一生見てられる』など、納豆を食べる窪田正孝を絶賛する声が続出しました」
5月11日から15日まで放送の「エール」の第7週「夢の新婚生活」では、裕一と音が念願の新婚生活をスタートさせているが、福島県出身の裕一と愛知県豊橋出身の音の間に食文化の違いが発生。音は味噌汁や五平餅など、やたらと豊橋名物の“八丁味噌”を使った料理を食卓に登場させ、白味噌派の裕一は辟易。そんな中勃発した夫婦喧嘩で、納豆攻撃をしかけた裕一だが…果たしてドラマの本筋である“音楽”とは全く関係のない、夫婦の“八丁味噌VS納豆”対決はいつまで続くのか?
(金宮炭子)