8都道府県を除き、39県の緊急事態宣言が解除されたが、いまだに県外への移動はおろか、近場でも不要不急の外出が憚られる状況に変わりはない。在宅時間は長くなり「食」など日常の楽しみも激減。そんな中、近場のコンビニで「地方の味」が楽しめると評判の商品が発売されている。
洋菓子ブランド「銀のぶどう」を展開するグレープストーンとセブン&アイ・ホールディングスが共同開発した「セブンカフェ シュガーバターの木 瀬戸内レモン&はちみつ」(税込み267円)は4月30日から全国のセブン‐イレブンで発売。ミルキーなホワイトショコラを、瀬戸内レモンの果汁パウダーと蜂蜜パウダーが入ったシリアル生地でサンドしたスイーツだ。瀬戸内レモンのほのかで爽やかな香り、まろやかな蜂蜜、ミルキーなホワイトショコラの3つの味のコラボが楽しめる。
ローソンは山形県産の高級さくらんぼ・佐藤錦の果汁・ピューレを使用した「ウチカフェ 日本のフルーツ 佐藤錦 80ml」(税込み185円)を5月5日から発売。ジェラートタイプのフルーツアイスバーで、さくらんぼ果汁を35%配合。さくらんぼの濃厚な風味を感じられる。
ファミリーマートはJA全農とUHA味覚糖が共同開発したグミのスイーツ「ココロ鶴姫レッド」(税込み160円)を4月21日から数量限定発売。山形県産のブランドメロン「鶴姫レッド」のメロンピューレを使用し、まろやかで後味がすっきりとした味覚が特徴。口の中ではじけるようなジューシーな食感もやみつきになりそうだ。
「越境移動ができない中、近くのコンビニで、ご当地名物を使用したスイーツやお菓子を楽しめるのが魅力ですね。地方の名産品を食べることでちょっとした旅行気分も味わえるのではないでしょうか」(情報誌ライター)
在宅時間が長くなってストレスのたまるご時世、近場のコンビニをハシゴして地方の名産スイーツの“食べ歩き”など、いかがか。
(石田英明)