安住紳一郎アナがパーソナリティを務めるラジオ番組「安住紳一郎の日曜天国」(TBSラジオ)に、3週連続でフリーアナウンサーの有働由美子からメールでメッセージが届いていたことが5月17日の放送で明らかになった。
「『毎週書くと負けた感じがするので控えようかと思いましたが、どうしても安住氏に聞きたい質問がありまして』と前置きした上で、有働アナはこの日のメッセージテーマ“捨てられない物”について、『今まで異性から頂いたラブレターや贈り物』を挙げ、『おばあちゃんになって誰からも振り向かれなくなった時に読み返して自分の存在を認めてあげたいという長期的セルフケア』と説明。返す刀で『かつて付き合っていた女性からのプレゼントや手紙をどうしてますか?』と、安住アナに鋭いツッコミを入れていました」(エンタメ誌ライター)
これに対し安住アナが「有働さんはラジオをやるべき」と勧める一幕もあった。
それにしても、コロナ禍以降の有働アナの活動には目を瞠るものがある。
「有働アナは、自身のインスタグラムで4月4日に星野源の『うちで踊ろう』にダンスコラボで参加。また4月7日からインスタ上で“うどばあちゃん”に変身。毎回東北弁を駆使して、緊急事態宣言で不安が広がるなか、最新情報や励ましのコメントを発信しています。5月1日に朝ドラ『エール』に志村けんさんが初登場した回には、志村さんへの思いを語ると共に、“うどばあちゃん”は志村さんの人気キャラ“ひとみばあちゃん”をヒントにしたキャラであることも明かしていました」(前出・エンタメ誌ライター)
2018年10月に「news zero」(日本テレビ系)のメインキャスターに抜てきされた当初は、なかなか視聴率が上がらず降板の噂も囁かれていた。ところがいまや、小川彩佳キャスターの「NEWS23」(TBS系)、三田友梨佳アナの「FNN Live News α」(フジテレビ系)を突き放して数字上は独走状態にある。
「有働アナは50歳を前に居心地のいいNHKを退局、フリーの世界に飛び込みました。その原点は、30代後半にアメリカ総局特派員としてニューヨーク勤務を命じられ、英語に苦しみ絶望的な孤独を味わいながら、円形脱毛症になった経験があります。だからピンチに強いんです」(前出・エンタメ誌ライター)
ピンチを力に変える有働アナの快進撃は、これからが本番のようだ。
(窪田史朗)