モデルのNikiこと丹羽仁希が5月20日に自身のインスタグラムアカウントを更新したが、同日に「週刊文春」からコロナ禍の沖縄旅行を報じられていたこともあり、大きな波紋を呼ぶ行為となった。
週刊文春は同日、「山田孝之と真剣佑『美女密着デート』『美ら海クルーズ』“来県自粛”の沖縄でバカンス満喫」と題した記事を配信。新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が発出されている真っ只中の5月11日からの数日間、俳優の山田孝之と新田真剣佑らが複数の知人を連れて沖縄でのバカンスを楽しんでいた様子を写真付きで伝えていた。
そして、その一行の中には「モデルの丹羽仁希の姿もあった」と綴り、Nikiの所属事務所からは「本人に確認しましたところ、5月11日から13日まで沖縄に行き、その際にクルーズに乗船したのは事実でした。この状況の中、非常に軽率な行動であり、本人には厳重注意をいたしました」との回答があったとも報じている。
文春からの確認取材もあり、事務所のコメントも掲載されていることから、当然ながらNiki自身も“文春砲”が炸裂することは知っていたと思われる。しかし、なぜか彼女は20日に平常運転でインスタグラムを連投で更新。一つ目の投稿は「発売中の“雑誌JJ”買えた?」と綴り、コメント欄は閉じられているものの、二つ目の投稿には足を組んだ丹羽が写る写真と共に黒のハートスタンプのみを投稿した。
後者の投稿にはコメントが書き込めるようになっており、“文春砲”もあってか、通常時の8倍近いコメントが殺到。これらの多くは丹羽の沖縄旅行を咎めるものであり、沖縄県民だというユーザーからは「これは批判ではなくて正直な気持ちです。私は沖縄県民です。沖縄の人が大好きな沖縄を守るためにみんな自粛をしていました。沖縄のコロナ感染はほとんどが県外から移動してきたものです。玉城デニー氏も必死で呼びかけていました。沖縄の人たちは今もなお、県民で意識を持って行動しています。自分がよければいいですか? 自分が楽しければ、誰がどうなってもいいですか? 必ず今来ないとダメでしたか? 自分は感染していないから大丈夫と思っていますか?←そういう問題ではありませんが。断る勇気はありませんでしたか? 悲しいです」との長文が書き込まれ、現地からのこの悲痛な叫びには2500以上の“いいね!”も付されている。
「他にも『皆んなが我慢してる時に沖縄に行くなんて非常識すぎる。失望。』などの批判も書き込まれており、なぜこの“ドンピシャ”なタイミングで自身のSNSを更新したのか意図が不明です。謝罪文を掲載するならまだしも、不要不急にしか思えない今回のような投稿をすることで、怒りの声が集まる場を自ら提供する格好になるとは予想できなかったのでしょうか。コメント欄にも『週刊誌に出ると分かっておきながら数時間前に普通にインスタアップする時点でおかしいよ』『この記事出るの分かってたはずなのに平然と通常通りのインスタ活動ですか?』との指摘が出ています」(週刊誌記者)
沖縄のビーチを満喫した1週間前も現地は日光が照りつける最高の楽園の地だったかもしれないが、現在のNikiのアカウントはさらに灼熱の“大炎上”状態となっており、やはりSNSでは静観を貫くのが正解だったのではないだろうか。
(木村慎吾)