ふとしたときに「ああ、私おばさんになったなぁ……」と感じることはありませんか? そう思う瞬間は人それぞれ異なりますが、共通するのはなかなか人には言えないってこと。でも、ネット上では、その瞬間の告白投稿が多くみられます。
例えば、「階段を上ると息切れするとき」や「平成生まれの人が社会人として活躍していると知ったとき」「おばちゃんとしか話が噛み合わなくなってきたとき」「若者の顔が同じに見えるとき」などはテッパンですよね。
また、「私ってこんなに太っちゃって」「私なんて旦那はハゲだしね~」などの自虐ネタを言うことはおばさんの特徴ではありますが、逆にそんなことを言われたら返事に困ってしまいますよね。でも、相手の気持ちを察しないところが、おばさんたる所以なんでしょうね。他に、意外と自分では気付かないようですが、「よいしょ、どっこいしょ」などのかけ声も、おばさん化を感じます。
こうしたおばさん化をストップし、美しいマダムと呼ばれるためにはどうすればよいのでしょうか。
フラワーデザイナーである花千代さんの著書「若さを卒業すれば女はもっと美しくなる」(CCCメディアハウス刊)によれば、成熟した女性というのは、年を取ることを肯定的に受け入れ、年齢に縛られない自由を手にしているのだとか。成熟してそれなりの風格をまとうと、自然と周りからも一目置かれる存在になるそうです。つまり、人間として「成熟」すること。花千代さんは、これがおばさん化防止策になると述べています。
これは大きなヒントになりそう。“おばさん”にならないためにも、ぜひ人として成熟することを意識してみてくださいね。