緊急事態宣言は解除されましたが、まだまだ巣ごもり生活を続ける人もいると思います。そこで気になるのが家事のこと。いつもより家事をする頻度も高まっているのでは?
家事代行マッチングプラットフォーム『タスカジ』がユーザーに対して実施した「イエナカ時間・家事の状況」についての実態調査で、新型コロナ感染拡大の影響で家事時間が増えたと回答した人が78%あったそうです。その中でも具体的な家事として、75%の人が「料理時間」、58%の人が「片付け時間」と回答。そして、40%の人が「料理」を負担に感じていると分かったそうです。その理由として、「頻度が多い」「料理のレパートリーが少ない」「やる気が起きない」などが挙がっていました。
料理研究家の高木ゑみさんの著書「やる気の続く台所習慣40」(扶桑社刊)では、料理をするときに起きがちなネガティブな気持ちを、ポジティブに置き換えるアイデアが紹介されています。例えば、「毎日、違うメニューで何皿も作れない」という言葉は「アレンジのきく作り置きをしてみようかな?」に、「こんなに一生懸命作っても、誰も感想を言ってくれない」という言葉は「自分の料理の腕もだいぶ上がったな、みんな夢中で食べてた!」などに置き換えるとよいのだとか。このように、ちょっと言い回しを変えるだけで、いつものルーティーンも違ってみえてきますね。
また、夢実現応援家の藤由達藏さんの著書「やる気の出し方」(河出書房新社刊)によれば、自分の価値観を全面的に承認していくと、やる気がコンコンと湧いてくるのだとか。例えば、毎日の料理のルーティーンに飽きている人は、もしかしたら料理に対してこだわりと理屈大好きタイプの価値観が強いタイプなのかもしれないとして、その場合は好きなように自分のこだわりのある料理を作ってみると、ワクワクして料理を作っていた頃に戻れるかもしれないと書かれています。
いかがでしたか? 毎日の料理の負担、さまざまな工夫で、ぜひこの時期を乗り越えてくださいね。