俳優・沢村一樹主演のドラマ「刑事ゼロ」(テレビ朝日系)のスペシャルが6月7日に放送されることが明らかになり、ファンの間に喜びの声が広がっている。
「沢村は、昨年の10月期にキムタク主演の日曜劇場『グランメゾン東京』(TBS系)に出演。今年1月期には月9ドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入調査~』(フジテレビ系)に主演。全話平均視聴率10.0%を記録して、52歳にして大ブレイク中。連ドラに2シーズン出ずっ張りだっただけに、しばらく見られないと諦めていたファンは大興奮のようです」(テレビ誌記者)
「刑事ゼロ」は2019年1月期に連ドラとして放送され、全話平均視聴率11.6%を獲得。昨年9月にはスペシャルの第一弾が放送された。
「20年間の記憶と刑事としての捜査のノウハウを失った沢村演じる時矢暦彦と、時矢の記憶を補う新人刑事・佐相智佳(瀧本美織)のバディもの。今回は“幕末の四大人斬り”に見立てた連続殺人事件に“令和”の時矢だけでなく、“昭和”“平成”の時矢も登場して事件の謎に迫るといった斬新な展開になるといいます。3人の時矢に扮する沢村の演技にも注目が集まっています」(前出・テレビ誌記者)
この4月期はかつての大ヒットドラマの続編が揃い踏みする予定だったが、コロナ禍によっていずれも延期。そんな中でのスペシャル放送とあって、「やっぱり沢村は“もってる”」と業界でも評判だ。
「しかも6月3日から、仲間由紀恵主演の『ごくせん』(日本テレビ系)第1シリーズの特別編がスタート。これにも沢村は出演し、仲間演じるヒロイン“ヤンクミ”の片思いの相手・篠原警部補役を演じています。このタイミングでの再放送は『刑事ゼロ』への追い風になるはずです」(女性誌記者)
しかし“もってる”沢村にも弱点はあった。
「4月から始まったバラエティ番組『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)で沢村はMCを担当していますが、こちらは初回視聴率が6.5%と低迷。早くも打ち切りが囁かれています」(夕刊紙デスク)
やはり沢村はバラエティよりドラマが似合う。この件に関しては仕事を引き受ける前に、占ってもらった方が良かったのかも!?
(窪田史朗)