そろそろ梅雨シーズン。でもその前に、おばあさん世代ではあることを習慣化していたようです。それは、梅雨前にやっておくことで、じめじめしてうっとうしい梅雨を快適に過ごすことができる“住まいのお手入れ”。そのワザを紹介していきましょう。
一般財団法人 住まいづくりナビセンター著「二十四節気でつづる 住まいのお手入れカレンダー」(リフォーム評価ナビ刊)によれば、押し入れに毎晩使っている布団をしまっている場合には、就寝中にかいた汗が布団に吸収されているので、より押し入れに湿気がたまりやすいとか。そこで、すのこを敷いて押し入れの中に風が通るようにし、晴れた日は押し入れのふすまの左右を少しずつ開けて、風を通すといいそうです。
また、庭がある家の場合、梅雨時は植物がどんどん成長することから、梅雨入り前に庭を少し刈り込んでおくといいそうです。梅雨の真っ最中はなかなかできないことなので、今のうちにやっておきたいですね。
そして、部屋のお掃除も梅雨前にやっておきたいもの。暮らしの達人研究班編「衣・食・住 おばあちゃんの知恵400」(河出書房新社刊)では、畳のカビ予防のために汚れ落としをしておくことを勧めています。熱いお湯を使い、洗剤で畳を拭いて汚れを落とした後、こまめにから拭きするとよいそうです。
いかがでしたか? 梅雨を前に、ぜひお掃除などもやっておきたいですね。