タレントの石田純一が6月9日に「直撃LIVEグッディ!」(フジテレビ系)に出演し、一部週刊誌に報じられた東京の麻布十番での食事会について釈明している。
4月に新型コロナウイルスに感染し、5月12日には退院した石田。記事では、緊急事態宣言が解除された後の5月31日、石田が都内で知人ら6~7名と“快気祝い”に出席し、かなりの酩酊具合で千鳥足になりながら電柱にもたれかかる様子などが伝えられていた。また、掲載された写真の石田がマスクを着けていなかったことから、さらなる炎上を招く事態となった。
しかし、石田は同番組において、報じられた“快気祝い”はあくまで仕事上の会食だったとし、「仕事以外は我々は外に出てないです」とコメント。続けて、「テレビ局やスポンサー様の対応とかも色々、こうやって出かけていってるのも説明にあがったり、ご迷惑をおかけしたということで報告にあがったりしているわけで」とし、関係者への必要な挨拶も兼ねていた会合だったという。
また、妻でタレントの東尾理子から外出禁止令を出されていると明かすも、「ただ、僕は座して死ぬよりは、やはり自分の報告とか、ちゃんとけじめをつけて、それで仕事が無くなるものもあるかもしれないし」と話し、けじめをつける上で避けられない外出だったと釈明した。
「マスクを着けていなかった点については『そこは不注意でした。すみません』と素直に謝罪した石田ですが、やはり彼の場合は緊急事態宣言下の沖縄渡航もあって、世間からの怒りは未だに収まっていない様子。今回の“仕事上必要だった”との説明に対しても、謝罪行脚の中で千鳥足になるほど飲む必要があるのかという点や、感染防止策としてリモートで謝罪することはできなかったのか、また、謝罪の為の会食に7人を集めて新たな感染者が出たらどうするつもりなのか、という指摘も出ています。マスクについては熱中症の懸念もありますから、厚労省も屋外で他人と2メートルの間隔を確保できていれば、『外すようにしましょう』と提言しています。ただ、石田の写真を見る限り、両脇の至近距離に2人の知人女性がいますから、これも軽率な振る舞いだったと言わざるを得ないでしょうね」(週刊誌ライター)
必死の思いで石田をコロナから救った医療従事者にとっても、今回の食事会報道にはさすがに失望感を覚えたのではないだろうか。いずれにせよ、当面の間は大人しくしておいた方が賢明だと言えそうだ。
(木村慎吾)