女優・モデルの水原希子が、6月16日に自身のTwitterを更新し、水原の国籍について批判する一般人のツイートに対して、意見を述べた。
水原希子は、アメリカ人の父と、日本生まれの韓国人の母の間に出生し、2歳の頃神戸に移住している、アメリカ国籍の日本育ち。6月16日にTwitterで「水原希子って日本国籍じゃないんだよね?これ以上何かやるなら日本人感を出すのをやめてほしいと思う。毎度、私が日本の女性の代表感出すのが言ってることの是非でなく国籍的に引っかかることしかない」という投稿がされ、水原はその投稿を引用リプライし、「私がいつ日本人感出しましたか?日本国籍じゃなかったら何か問題ありますか?29年間、日本で育って、日本で教育を受けてきました。何が問題なのか全く分かりません」と反論した。
「水原希子は、かつてからSNSで、たびたび国籍に対する誹謗中傷を浴びてきました。今回『日本国籍じゃなかったら何か問題ありますか?』という水原の素直な反論に、SNSでは『国籍なんてどうでもいい、希子ちゃんが好き』『国籍なんて関係なく誰もが一人の人間として尊重されるべき』『日本人感というパワーワード…』『国籍関係なく、応援しています』とたくさんの声が届きました」(週刊誌記者)
水原は、6月13日に、インスタグラムのストーリー機能で、「最も美しい顔ランキング2020(The 100 Most Beautiful Face of Japan)」にノミネートされたとする投稿を共有し、「また始まった。最も美しい顔ランキング 本当に失礼だと思う。。顔に順位を決めるランキング 2020年にこんなことやってるなんて狂ってる。そしてそれを取り上げるメディアもどうかと思う。。美の基準なんて皆それぞれだし、これ本当おかしい。謎」と投稿。この意見も大きな反響を呼んでいる。
「水原は、インスタグラムのストーリーに、『一番美しい人なんて選ぶことは不可能。このランキングによって偏った美の概念やステレオタイプな考えを広めてほしくない』『美の基準や定義なんて人によって物差しが違うから本当に様々だしいくら容姿を綺麗にしていても人に優しくなかったり、意地悪な人は美しい人とは言えないと思うのです。私は心が美しい人が美しい人だと感じます』などと連続投稿。SNSでは『ぐうの音も出ない正論』『水原さんのような立場の人が声を上げてくれて嬉しい』『あくまでも、美しい“顔”ランキングなので、水原希子さんの言う、心とか性格がどうとかはそもそも関係ないのでは…』『モデル業、女優業というステレオタイプな美を助長する権化みたいな業界にいる方が発信すると自己矛盾では』などと、様々な意見が飛び交いました。ちなみに水原は2019年にも、最も美しい顔ランキングに対して苦言を呈しています」(前出・週刊誌記者)
歯に衣着せぬ発言がたびたび注目される水原希子。アンチからの批判的な声も多いが、めげずに本音を発信し続けてほしい。
(金宮炭子)