ステイ・ホームで家にいる時間が長くなり、緊急事態宣言解除後も“おこもり”がちな今、日光不足による体の不調に悩む人が増えているようです。
1年を通して紫外線対策をしている人も多いと思いますが、実は紫外線にも体にいいことがあるのです。それは、紫外線を浴びることでビタミンDが作られること。この栄養素は、カルシウムの吸収をうながし、骨粗鬆症を防ぐためにも大切なビタミンです。
では、どのくらい浴びるのがよいのでしょうか。紫外線の量は、その日の天気や住んでいる場所(緯度)によっても大きく変わってきますが、朝起きてすぐにカーテンを開け、両手の甲や両足など日焼けをしてもいい部位に、15~30分浴びるだけでも十分です。夏の関東であれば、昼間5~10分程度でもよいでしょう。
また、日光を浴びることでセロトニンという“幸せホルモン”が分泌され、ストレスを軽減したり精神面での不調を改善してくれたりします。とくに、夏場はクーラーの効いた部屋に閉じこもることで自律神経が乱れがちなので、日光を浴びることは大切なのです。
お昼の買い物などで家の近くのコンビニにいくついでに、日光欲を意識してみるといいかもしれませんね。