テレビ朝日の斎藤ちはるアナウンサーが6月16日、アシスタントを務める情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(同局系)に出演。コメンテーターとしてリモート出演した同局の先輩社員・玉川徹氏に強烈なパンチを食らわせた。
番組では新型コロナウイルスの感染拡大によって、テレワークが普及したことについてトークを展開。通勤がなくなった分、時間を有効活用できるといったメリットがある反面、もどかしさを感じるというデメリットも報じられた。
キャスターでフリーアナウンサーの羽鳥慎一からテレワークについて聞かれた玉川氏は「テレワークでいいですね、はい。やってみて、こんなにいいものかと思いました、私は」としみじみ。「個人的にですよ、本当に。朝、早い番組なので、1時間遅くまで起きていられるのは、僕にとってはすごくうれしいこと。今、毎日10時半くらいまで起きていますからね」と、リモート出演のメリットを熱弁した。
これを受けて、同じくリモート出演したコメンテーターでジャーナリストの青木理氏は「会社に行っている羽鳥さんが(スタジオに)いるのによく言うよね」と皮肉交じりに発言。玉川氏はすかさず「羽鳥さん、司会だから。羽鳥さんがスタジオにいなかったら番組ではないわけですからね」と反論した。
その後、青木氏は「僕や玉川さんみたいに“テレワークでいいんだよ”みたいな仕事は、本当は大した仕事じゃない気がしてきた」と疑問を投げかけた。すると玉川氏は「青木さん、大した仕事じゃないんだよ。もしかして、コメンテーターって、今後もずっと必要かどうか、わかんないすよ、本当に」と、自虐的な発言で返した。
これを受けて羽鳥アナは斎藤アナに「斎藤さん、どう? コメンテーターって必要だと思う?」と質問。斎藤アナは「う~ん、たまに……」と返し、玉川氏は手を叩いて苦笑い。
「斎藤アナにとって、玉川氏はテレビ朝日の大先輩。その玉川氏がコメンテーターとして同番組にレギュラー出演しているにもかかわらず、“たまに必要”とは強心臓。逆に言えば、玉川氏は“ほとんど不必要”ということですからね」(テレビ誌ライター)
玉川氏に対する斎藤アナの発言には、今後も注目したい。
(石田英明)