放送中のドラマ「探偵・由利麟太郎」(フジテレビ系)で吉川晃司演じる主役の探偵・由利麟太郎の助手・三津木俊助を演じている志尊淳。三津木はミステリー作家志望の青年で、パソコンやスマートフォンなど電子機器の取り扱いに長けていることから、現場検証などで鑑識よりも作業が早く、警察からも一目置かれている存在という設定だ。無口でハードボイルドな雰囲気をまとった麟太郎(吉川)よりもセリフが非常に多いため、実質的な主役は「助手・三津木俊助」と言えるかもしれない。
原作は「金田一耕助シリーズ」で有名な横溝正史による「由利麟太郎シリーズ」の小説だが、時代設定を戦前の昭和から令和に変更しているため、推理ドラマとしてはツッコミどころ満載の出来栄えとなっている。
「そんな状況の中で、志尊は俳優としての本来の実力を発揮していると言えるのでは。昨年7月期放送の石原さとみ主演の連ドラ『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系)で演じた、仕事のできない笑顔だけが取り柄のウエイターアシスタント・太一役で“うざい”“バカっぽい”“ヘラヘラしていてイライラする”など、マイナスイメージを抱かれてしまいました。その後、単発ドラマには出演していましたが、連ドラとしてはマイナスイメージ後の初出演となるのがこのドラマ。頭脳明晰でデキる青年=三津木は、確実に志尊のイメージ回復につながることでしょう。また、6月16日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)に出演した志尊は、無意識に舌で唇を舐める“舌ペロ癖”があることを告白しているため、ファンの間ではドラマでの活躍もさることながら志尊の“舌ペロ癖”が演技中にも見られるか注目されているのだとか」(女性誌記者)
麟太郎の隣で、細かい作業を次々とこなしていく三津木役は、志尊にとってハマリ役となりそうだ。