カレと知り合って間もない頃。どうやって「あと一歩仲良くなるか」で、悩むことってありますよね。デートで食事をしても、そこで「じゃあね」と終わってしまう……恋人としての第一歩ともいえる“スキンシップ”に、なかなか進めない女性は多いようです。
確かに、女性のほうから手を繋ぐなんて、なかなかできませんものね。女性はエクスキューズを必要とする生き物。男性から誘われたらできることでも、自分から積極的になれないというのは、昔も今も同じのようです。
ならば、男性に誘わせればいいワケですよね? 食事をしたお店を出た後に、カレのほうからそっと手を伸ばしたくなる……そんな女性になればいいのです。ではどうすればいいか。それは、「デートの食事中に、カレと笑顔で楽しく会話をする」こと。カレと一緒に食事をする時間そのものを楽しみつくすのです。
食事中、カレが自分のことを話したとき、あなたはどんなふうに受け止めていますか。話したことを肯定してあげることで、カレの心は満たされます。カレの言葉に疑問を感じたときでも、まずは「そうなんだ」と肯定してから、優しく意見を言いましょう。
そして、話は身を乗り出して聞いてあげてください。大きくうなずいて、ときにはカレの語尾を繰り返してあげてください。「○○したんだね」というふうにです。カレの言動を褒めることも、2人の関係にとってプラスになります。パートナーが得意そうに話したことはもちろんですが、自分では長所とは気付いていない部分をみつけて、「すごいね」などと褒めてあげるのも効果があります。
そして何より、あなたが会話を楽しんでください。そうすることによって、2人の間にはプラスのエネルギーが湧いてきます。お互いを大切にしようという気持ちが増してきます。もっと2人でいたいと思うようになるのです。
何気ない普段の気遣いが、2人の関係をよくしていきます。プラスのエネルギーが、プラスのエネルギーを生んでくれるのです。会話がうまくいけば、スキンシップもうまくいく。そして、次のデートへと繋げてくださいね。
(恋愛カウンセラー・安藤房子)