お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が7月4日放送のラジオ番組「土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送」(TBSラジオ)に出演し、タレントの上沼恵美子にまつわる“噂の真相”を明かしている。
関西の女帝として君臨する大御所で、女性としては唯一のM-1グランプリ審査員も務めていた上沼。同じく同大会の審査員を務め、上沼の番組に何度も出演した経験がある塙は、楽屋にお土産を持っていかないと上沼が不機嫌になってしまうとの噂について「そんなことないよ」と否定した。
相方の土屋伸之も「うちらも全然持って行かないから」と明かし、上沼の番組出演時に手土産が無くとも、トラブルに発展したことはないという。また、塙は「ナイツ独演会のDVDを渡したりとか、たまにあるけど。毎回、お菓子買っていくとか、そういうことは別に、そんなんで(文句を)言う人じゃないもんね」と上沼の人間性を説明している。
「こうした噂が一部で広まってしまう要因としては、突出した存在感を誇る上沼の司会進行のやり方にあるのかもしれません。現在、上沼が出演するテレビ番組は全て彼女の名前のついた“冠番組”で、絶対的なMCとして君臨。上沼に振られた演者がトークを進め、より上沼からの良好なレスポンスを獲得したタレントの出演シーンが長尺で使用される傾向にあります。また、かねて上沼は自らの司会のポリシーに関して、“自分が嫌いなタレントには絶対に話を振らない”タイプだと宣言しており、収録中に気に入らない言動があればすぐに共演NGのレッテルを貼ると報じられたことも。そうした噂を聞いてしまうと、上沼の番組に呼ばれたタレントが“手土産の一つでも持って行かなければ”という発想になるのは自然の成り行き。仮に土産がなくても不機嫌にはならないとしても、土産があれば上機嫌になるのも事実でしょうからね」(テレビ誌ライター)
先日は、長年にわたって寵愛してきたキングコングの梶原雄太を収録中に罵倒し続け、実質的に「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ)からの降板に追い込んだとも報じられている。
ナイツは手土産がマストアイテムではないと明かしているが、今回の梶原の報道によって、引き続き上沼の楽屋には大量の手土産が届けられることになりそうだ。
(木村慎吾)