7月1日放送の「ホンマでっか!?TV 2時間SP」(フジテレビ系)に、元ファンキーモンキーベイビーズのファンキー加藤が出演。バラエティ出演は珍しいことから注目を浴びたが、ものの見事に視聴者から跳ねつけられたようだ。
「加藤は『ホンマでっか!?八王子市民人生相談』のコーナーに、“最強八王寺市民軍団”としてヒロミ、高橋みなみ、フワちゃん、マキシマム ザ ホルモンのナヲらとともに登場。ところが、その八王子軍団の中にアンジャッシュの児嶋一哉がいたことで『あまりにも狙っている』と視聴者を苦笑させました」(エンタメ誌ライター)
話題はいつの間にか活動自粛中の渡部建へ。出演者たちから児嶋がこれでもかと愛あるイジリを受ける中、それを一人だけ固まったまま見ていた加藤。だがMCの明石家さんまからの振りで意を決したのか、加藤は「今のところ1回も笑ってないです」と話し、八王子愛を語れると思って出演依頼を喜んだのに…と説明。そして「ちょっと正直、児嶋さんの次に憂鬱になってる、日本中で」とコメント。ところが、このやり取りに視聴者から拒絶反応があふれてしまった。
「加藤としてはこん身のギャグだったのかもしれませんが、放送後のSNS等を見るかぎり、多くの人は呆気にとられたようです。周知のように2016年、加藤は友人だったアンタッチャブル柴田の当時の奥さんとW不貞関係になり、子どもまでつくっていたことが発覚。彼が歌うまっすぐな音楽とはかけ離れた私生活がバレてしまった。それでファンがごそっと離れたのですが、その加藤がまるで不貞騒動の被害者のように『児嶋さんの次に憂鬱』なんて口を滑らせてしまったから大変です」(前出・エンタメ誌ライター)
SNSでは「加藤が憂鬱?ちょっと何言ってるかわからない」「憂鬱になったのは奥さんやファンモンを応援してきたファンでしょ?」「やらかしたことは渡部より酷い」「嫌悪感しかありません」などと、せっかく世間が忘れかけたていたのに番組出演によって公開処刑された形。しかも“憂鬱失言”で、拒絶ムードがリブートされてしまった。
「キャスティングが渡部報道の前に決まっていたのであれば、不運としか言いようがありません。渡部も加藤もクリーンイメージを前面に出して売れっ子になったとう共通点がありますからね。それなのに裏の顔が違いすぎました。番組のやり取りが視聴者にあまり受けなかったことを見ても、不貞の代償は大きいと言わざるを得ません」(女性誌ライター)
さんまが加藤に放った「ファンキーじゃないじゃない」は、トドメのひと言だったかも。
(小机かをる)