片岡愛之助との結婚を発表した藤原紀香。4月9日に始まった「四国こんぴら歌舞伎」が梨園の妻としてのデビューになるのではと騒がれていたが、8日のお錬りにも9日の初日にもその姿は見られなかった。
「義父の片岡秀太郎がブログで、今回の公演はあくまで四代目中村鴈治郎の襲名披露がメインで、マスコミが騒ぎ立てて紀香の梨園の妻デビューばかりが注目を集めてはいけないと、遠慮するようにと2人に忠告したのです」(週刊誌記者)
梨園は役者の妻でさえ、年齢より業界に入った年で序列ができるほど立ち位置に厳しい世界。当然といえば当然のアドバイスだ。しかし、わざわざブログで公表せずとも親子なのだから直接伝えればいいようなもの。義父と若夫婦の間に、早くも亀裂が入っているということではあるまいか。
梨園に詳しい女性誌ライターが言う。
「亀裂などありませんよ。秀太郎は初めこそ華やかな芸能人である紀香との交際に反対していたと言われますが、今では梨園の妻として紀香を認めています。それに、忠告の真意も自身のブログで翌日、『紀香が初日に行かずマスコミからバッシングを受けてはかわいそうなので、あえて書き込みました』とその理由を説明しています。つまりブログでの忠告は、紀香への優しい心遣いだったのです」
11日には愛之助もブログを更新。「次は一緒に来ますね」とのこと。どうやら初日だけでなく、24日まで続く今回の興行でのデビューはなさそうだ。紀香の“梨園の妻”デビューはいつ、どんな姿で現れるのか。ますます注目が集まる。
(大門はな)