芸能界の大御所に対しても臆することなくタメ口で接するフワちゃんが、一部のネット民から的外れな批判を浴びたという。
フワちゃんは7月6日、「まさか渡部の仕事があたしに降りてくるとは思ってなかったよねわら」とのツイートを投下。9万件ものいいねを集めるなど盛大にバズっていたが、このツイートに不快感を表すネット民も少なくなかったというのだ。
「批判する側はフワちゃんが大先輩の渡部を呼び捨てにしていることを問題視。《お前何様なの?》《さすがに呼び捨てはないだろう》《調子に乗り過ぎ》などと手厳しい言葉をぶつけていました。しかし状況を理解していないのはむしろ、批判する側のほうでしょうね。なぜならこのツイートは、フワちゃんが“天の声”として『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)で口にしたセリフをそのまま転載したものですから」(テレビ誌ライター)
「行列のできる法律相談所」では準レギュラーの渡部が永らく、番組終了間際の番宣コーナーを担当。ゲスト出演者の映画やドラマをゲストに成り代わって宣伝し、MCの後藤輝基から『ちなみにあなたはどこに出演しているんですか?』と問いかけられ、『一切出演しておりません!』と返すのがお約束となっていた。だが渡部は“トイレ不貞”によりテレビ界から消え、6月28日の放送からはフワちゃんが“天の声”として受け継いでいたのである。
「前回の放送では正体こそ明かされなかったものの、多くの視聴者が『天の声=フワちゃん』と気づいていました。そして7月5日の放送では前述の“まさか渡部の仕事が…”というセリフを口にし、それをツイッターにも載せたことで自ら天の声役を認める形となったのです。だから番組を見ていた人には流れが理解できていますし、そもそも制作側が言わせた発言ですからフワちゃんに対して《呼び捨ては非常識!》と批判するのは的外れ。しかもフワちゃんの発言は芸能界の大御所である五木ひろしの渡部イジりを受けたものでしたから、もはやお墨付きとさえ言えるのです」(前出・テレビ誌ライター)
放送ではフワちゃんの“天の声”を聞いた五木が、「オンエア観ると、いつもこの辺から声出す人いたじゃないですか」と、以前は渡部が座っていた後ろの席を指さす場面が。ここで後藤が「いろいろ事情あっていないんです!」と返すと、フワちゃんも「なんかやらかしたらしいよ」と重ねてきて、前述の発言に繋がっていたのである。
「このスムーズな流れはおそらく台本に沿ったものであり、番組自体が渡部のことを徹底的にイジり倒していたのです。にもかかわらず台本を口にしたフワちゃん本人に矛先を向けるのは筋違いというものでしょう」(前出・テレビ誌ライター)
芸歴2年弱のフワちゃんに人気番組の“天の声”が任されること自体、彼女への期待度や評価の高さを如実に示しているだろう。
(白根麻子)