お笑いコンビ・霜降り明星のせいやと粗品が7月4日放送のラジオ番組「霜降り明星のオールナイトニッポンZERO」(ニッポン放送)に出演し、先週に続いてせいやの“下半身いじり”騒動をネタにして笑いを取っている。
Web会議システム「Zoom」を使った一般女性とのオンライン飲み会において、自身の下半身を見せたと週刊文春に報じられていたせいや。記事には相手女性が提出した下半身の写ったスクリーンショットも掲載されており、6月27日放送回では「もう街歩かれへん」「今後ちゃんとした恋愛できるんかな」と嘆いて盛り上げていたが、この日の放送でも粗品からのイジりが展開された。
粗品は、2人が出演する新番組の打ち合わせを「Zoom」で行ったことを振り返り、「ホンマにごめん。それにしか見えへんかった。俺ずっと笑いそうやった」という。また、文春に掲載された写真と同じアングルからの画だったことから、「お前もちょっとは景色変えてくれ。あそこでやってるやん」と騒動とリンクする背景の変更を求めた。
しかし、せいやは「そこで景色変えたら、こいつ気にしてるやんって思われる」「それの方が笑われると思った。椅子変えて、机買って新しくしたら、こいつ記事出たからめっちゃ模様替えしてるやんって。恥ずかしいやん」と反論。さらに粗品は「目線もあの時の感じやったな。見下ろす感じの」と指摘し、問題となった映像と真剣な打ち合わせの映像に複数の共通要素があったと突っ込んでいる。
「所属する吉本興業はせいやの下半身が写った画像を記事に掲載するなどした文春に対し、『問題がある』として法的措置を取ることを発表していますが、霜降りの2人はすでにネタへ転化することに成功しているようです。報道直後に出演した生放送の『サンデー・ジャポン』(TBS)でもMCの爆笑問題から執拗なイジりが展開されましたが、その全てを笑いに変えてみせ、もはやせいやの“1人舞台”と化していました。ネットでは、霜降り明星の器用な立ち回りに対する好意的な声もある一方、『せいやだけではこんな逆転は生まれなかった。謝罪は真摯にしつつ、腫れ物扱いせずにイジり倒す決断をした粗品あっぱれ』との指摘も。中には『霜降りにとって今回の件は良い感じにハクが付いたんじゃない?』といったコメントもあるほどです。元々世間から抱かれていたイメージとのギャップがあまり無かったことも笑いに変えられた要因かもしれません」(芸能記者)
相方や共演者による愛のあるイジりに恵まれたせいや。今後は健全な形での「Zoom」利用に専念してほしいところだ。
(木村慎吾)