お笑いトリオ・我が家の杉山裕之が7月25日放送の「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)に出演し、共演者から公私における悪評を暴かれている。
酒癖が悪く、かねて周囲の芸人から敬遠されてきたことでも知られる杉山。同じくワタナベエンターテインメントに所属する先輩のアンガールズ田中卓志は「簡単に言うと、ワタナベのTKO木下(隆行)」と、パワハラ騒動が原因で松竹芸能を退所するに至った木下を引き合いに出して杉山を表現した。
番組MCの明石家さんまからは「木下の悪評は聞いてたけど、杉山はそう聞いてないよ」との擁護が寄せられたが、田中は「我々や被害に遭っている人達もワタナベ内で解決してきた。本来はもうテレビに出られない人間」だと一蹴。同じくワタナベに属する杉山の先輩、ロッチのコカドケンタロウも「悪い奴を直そうと色々やってきた。アイツはもう無理」と杉山の悪行に白旗を掲げ、「目上の人に文句を言ったり、関係性のないスタッフさんを殴ったりする」と暴露した。
さらに、ワタナベで芸歴4年目を数える若手芸人のワタリ119も「所属した時にマネージャーから直々に“杉山とは関わるな”と指導された」と告白。事務所ですら手を焼く問題児であることを窺わせた。
「酒癖が悪く、後輩にはケチな一面もある杉山。ワタナベ所属のハライチ岩井勇気が過去にラジオ番組で明かしたところによれば、翌日にネタ見せ番組の収録を控え、深夜12時の時点で台本が完成していなかったにも関わらず、突然杉山に呼び出され、延々と真夜中の説教に付き合わされた挙句、なぜか飲み代は割り勘だったという。また、後輩だけが参加していた飲み会に乱入し、散々説教して一銭も支払わずに帰られたこともあり、岩井は『この人だけはいつか殺したい』と本音を漏らしました。また、温和な性格で知られる博多華丸や原口あきまさも杉山と一度飲み会に同席しただけで、口を揃えて『もう杉山は当分呼ばなくていい』と周囲に吐露。原口に至っては酔った杉山から『俺と飲むの10年早いんだよ』と罵倒されたといいます。こうした蛮行を続けていれば、周囲から総スカンを食らってしまうのも自業自得でしょうね」(テレビ誌ライター)
憎まれ口を叩くだけでなく、コカドからはスタッフへの暴力も証言されており、このままでは田中の指摘するような“第二のTKO木下”になってしまうのも秒読み段階と言える。
バラエティ番組でネタにされているうちに、その振る舞いや言動を改める必要がありそうだ。
(木村慎吾)