玉木宏主演ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」(フジテレビ系)が7月28日にスタートし、初回平均視聴率は9.1%だった。
今作は、双子の兄・矢端竜一(玉木)と弟の竜二(高橋一生)が、養父母を死に追いやった運送会社社長・霧島源平(遠藤憲一)に復讐するハードボイルドサスペンス。原作は、白川道による「竜の道」シリーズで、未完となっている。
冒頭は、顔を整形し、名も和田猛と変え裏社会に生きる竜一が、顔面をボコボコにされた男の後頭部に銃口を当てているというショッキングなシーン。その男は、今や国土交通省のエリート官僚となった竜二だった。
視聴者からの感想としては「衝撃的な始まりで、やられました。テンポもよく、引き込まれました」「久しぶりに重厚なドラマを見た感じがします。登場人物のキャラも立っていて、見応えがあった」など上々。また、原作が未完ということで「ドラマはどう完結するのか楽しみ」という意見もあった。
「玉木がITコンサルタント会社社長になる前のワルっぷりが凄まじく、ゾクゾクしました。また、巨大裏組織の会長を演じる西郷輝彦の圧倒的な存在感も好評です。今後どのような手段で、霧島を追い詰めていくのか楽しみです」(テレビ誌ライター)
視聴者の中には、「『半沢直樹』のように重厚だけど、暑苦しくない」との意見も。イケメン2人の共演だけに、女性ファンが増えていきそうだ。