ドラマ好きから常に注目されているテレビ東京系の深夜ドラマ。7月19日にスタートした桜井日奈子主演の「ふろがーる!」も例外ではない。
自宅のお風呂を愛してやまない主人公の地味で口ベタなOL、生実野早夜子が「最高のお風呂とは何か」の実験と研究を繰り返す「お風呂オタク」ストーリーだ。
第1話では「バスボム」と呼ばれる、お湯を張った浴槽の中に投入すると炭酸の泡を立てながら溶け出すボール状の入浴剤を自作。第2話でも懸賞で当たった大量の夏ミカンを利用した入浴剤を自作。もちろん各話には桜井演じる早夜子がお風呂に入るシーンが設けられているため、桜井は肩口から背中上部にかけた上半身と、膝上15センチほどの下半身を披露している。
「今や18歳から65歳の男女5人に1人が“オタク”を自認していると言われているほど、その人口は増えています。そのため、無口で地味なOLである早夜子が、若い女性の多くが興味を抱くファッションや合コンには目もくれず、どうすれば自宅でお風呂を満喫できるのかを思考し、実践することに時間を費やす様子は、オタクを自認する人々から共感の声があがっているようです。また、桜井が湯浴シーンを演じるということで、肌見せに期待していた視聴者からはガッカリされているようですが、桜井の丸い肩や肉付きのいい背中といった“ぽっちゃり感”には、ネット上で『これは絶対に自粛太りボディ』『お風呂シーンがあるのに間違いなくダイエットが間に合っていないところに親近感』『お肌はキレイ。でもカラダはたくましい。私とそっくり』など、同性からと思われる共感の声があがっています」(女性誌記者)
コロナ禍による自粛期間を経て、約3カ月ぶりに「お芝居ができる場所をいただけてうれしいです」と語っている桜井。地味なオタク女子の演技と自粛期間で進化したぽっちゃりボディに、新たなファンが増えそうだ。