タレントの石田純一が木曜コメンテーターを務めるラジオ番組『斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!』(文化放送)で、自身の「福岡お持ち帰り報道」について反論を展開したことにより、メインパーソナリティである文化放送・斉藤一美アナの立ち位置が危うくなっているという。
8月6日の放送ではオープニングで斉藤一美アナが早速記事について質問すると石田は「想像して書かれたもの」「そんなことは言っていない。一種、ハメられた感じ」と立腹の様子。しかし、それに対して斉藤アナは「言ってないことを書いてるんですか!?」「怒ったと言って、まったく顔に出ていないのが石田さんらしいのですが」「ビジネスパートナーとの懇親はよく分かるのですが、今やるべきことなのかな?ってついつい思ってしまう」とズバズバ質問。その斉藤の切り込みについてリスナーからは《石田さん別に法律違反した訳じゃねーんだろ?放っといてやれよ》《石田純一さんへの公開批判、あまりにもひどくないですか?》といった反応がある一方、《大島アナならもっと厳しく追及しただろう》《斉藤アナは基本的に、石田純一に対する応援メールや応援ツイッターしか読まないからねぇ》とテレビ番組で石田に苦言を呈した元フジテレビの大島由香里アナを引き合いに出し、斉藤アナの詰めの甘さを指摘する意見もあった。
問題行動が相次ぐ石田だが、同番組は彼を降板させられない事情があるという。
「同時間帯の真裏に人気キャスター・辛坊治郎氏がニュース解説を務める『辛坊治郎ズームそこまで言うか!』(ニッポン放送)が7月から始まったことで、文化放送の関係者は非常に焦っているそうです。ただ、斉藤アナより知名度のある辛坊氏に対抗するには、石田純一の炎上キャラは強力な武器になる。石田の出演でリスナー離れのリスクもありますが、話題になることで新規聴取者の開拓につながるのでは?との計算もあるそうです。
もともと斉藤一美アナはキャリアもあり、現政権への真っ当な批判もできると、業界やリスナーからの信頼が厚い。その彼がこのような不本意な形で批判されるのは、気の毒としか言いようがありません。石田純一は良くも悪くも話題になる人。うまい具合にハマれば辛坊氏の裏番組を圧倒する可能性はあると思います」(芸能記者)
石田が「いい意味」での起爆剤になる日は来るのであろうか?
(佐山守)