最近では外出自粛などの影響もあり、運動不足の傾向がみられますよね。そんなときのよくある困りごとの一つが「便秘」。大人はもちろん、子どもだって便秘になりがちです。子どもの便秘対策として、何かよい方法はあるのでしょうか。
松生クリニック院長の松生恒夫さんの著書「子どもの便秘は今すぐなおせ」(主婦の友社刊)によれば、子どもの便秘にはオリゴ糖、オリーブオイル、キウイがよいとされているそうですよ。具体的な方法を3つ紹介します。
■寝起きに一杯の水を飲ませる
朝起きて一杯の水を飲み、腸に刺激を与えると、腸の蠕動(ぜんどう)運動をもたらすといわれています。まずは水を飲ませてあげましょう。
■キウイを食べる
キウイには、食物繊維やオリゴ糖などの腸によい栄養がたっぷり含まれています。潤滑油代わりにオリーブオイルをちょっとたらせば最強なんだとか。
■漬物、甘酒、味噌をメニューに取り入れる
漬物や甘酒、味噌などの植物性乳酸菌は、生きて大腸に届き、善玉菌を増やします。子どもが食べやすいメニューをみつけましょう。
小児栄養消化器肝臓学会の資料では、子どもの便秘には運動も大切だと書かれています。食事内容の見直しはもちろん、ぜひ運動も取り入れてくださいね。