お笑い芸人の明石家さんまが8月11日放送の「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)に出演し、タレントの南明奈への発言が波紋を広げている。
「こだわり過ぎて失敗したこと」に関する話題において、モデルの滝沢カレンは「見る理由が分からない」として自らの幼少期などが写っている古い写真やアルバムを捨てていると告白。バラエティ番組出演時にスタッフから若い頃の写真を貸してほしいと頼まれた際には、友人に写真が残っているかどうかを確認するのだという。
さんまから「(将来)君が子供を産んで、子供が5歳、6歳の時に『お母さんの(昔の)写真見たい』って言うよ」と指摘されるも、滝沢は「いや、言わないと思います」と一蹴した。
続いて、さんまは2018年にお笑いコンビ・よゐこの濱口優と結婚した南に対し、「アッキーナはまだ、お子さんはまだか?」とストレートに質問。南は「まだですけど」と困惑しつつ、「私もやっぱり子供の頃にお母さんが書いてくれてた成長日記とかを見てて凄い嬉しかったので。だから、やっぱりとっておいて欲しいなぁ」と述べ、思い出の写真などは保存しておきたいタイプだと語っている。
「トークはさらっと流れたものの、さんまの『お子さんはまだか?』という質問はデリカシーに欠けたものとの言わざるをえないでしょう。夫婦が子供を作ることを前提にしたものですし、出産を急かしているようにも聞こえます。濱口と南がどのような考えかは分かりませんし、本人たちからすれば“放っといて”というのが本音でしょう。さんまの発言にはネットでも『近所にそんなこと聞いてくるおじさんとかいたら嫌だわ』『さんまって当然のように子供いるか聞くよね』『さんまのこの手の発言は本当に嫌い』とドン引きの反応が出ています」(テレビ誌ライター)
昭和、平成と長くバラエティ番組をけん引してきたさんまだが、令和の今、こうした繊細な話題については、もう少し配慮が必要だろう。
(木村慎吾)