未成年者女性との飲酒疑惑を受けてジャニーズ事務所は8月17日、山下智久に一定期間の芸能活動自粛を、亀梨和也に厳重注意処分を下した。この処分を巡って両者のファンが仲違いするようになったというのである。
「実際には亀梨のファンが一方的に山下を糾弾しているという感じでしょうか。その声を受けて山下のファンからは《亀梨ファン、気持ち悪い》といった反発が出ており、結果としてファン同士が反目しあっている形です。そんな状況に陥ったそもそもの原因は、二人の処分に差が付いた点にあります」(芸能ライター)
亀梨が厳重注意処分で済んだのは、8月28日に主演映画「事故物件 恐い間取り」の公開を控えているからとの観測は少なくない。8月20日放送予定の「VS嵐」(フジテレビ系)にも映画の宣伝絡みで出演しており、これをお蔵入りにするわけにはいかなかったとの読みもあるようだ。
それに対して山下の処分が重かったのは、ジャニーズ側が一切スルーしている“女子高生お持ち帰り疑惑”を受けた結果との声もある。未成年者女性との酒席に関しては二人とも成人だと確認していたとしており、それなら山下も厳重注意で良かったはず。しかしあえて活動自粛に処したことは、山下にそれだけの問題行為があったことを示しているというのだ。
「亀梨のファンから見れば、女子高生と一夜を過ごしたという山下の活動自粛は自業自得。ところが山下のせいで亀梨とのユニット『亀と山P』もお先真っ暗となってしまい、コロナ自粛明けの活動再開に期待していた亀梨ファンの心を折ってしまったというわけです。もともとは4月29日にアルバム『SI』をリリースする予定でしたが、緊急事態宣言などを理由に発売を延期。5月と6月に予定していた東阪ドーム公演も中止となりました。しかし新型コロナ禍が理由とあってファンは再開を楽しみにじっと待っていたのです。ところが山下が芸能活動自粛となったことに加え、自粛明けにはジャニーズ事務所からの退所の可能性まで報じられている。そうなったら『亀と山P』も雲散霧消してしまいますから、亀梨ファンとしては収まりがつかないのも無理はないでしょう」(前出・芸能ライター)
この「亀と山P」はそもそも、2005年のドラマ「野ブタ。をプロデュース」(日本テレビ系)での共演をきっかけに結成された「修二と彰」が前身。2017年のドラマ「ボク、運命の人です。」(同)で12年ぶりに二人が共演したことで新たに「亀と山P」として結成されたという経緯がある。
「このように二人のデュオには長い歴史があるので、山下ファンと亀梨ファンは良好な関係にありました。それが今回の一件により一気に関係が悪化。亀梨ファンの怒りに加えて、一方的な山下ディスに山下ファンも憤慨しており、ジャニヲタの中で仲間割れが発生している模様です」(前出・芸能ライター)
せめてアルバム「SI」は発売してほしい、というのが双方のファンの切なる思いだろう。
(白根麻子)