「そんなの関係ねえ!ハイ、おっぱっぴー!」のハイテンションなギャグで知られるお笑いタレントの小島よしおが、YouTubeチャンネル「小島よしおのおっぱっぴーチャンネル」を開設したのが6月25日。小学生を対象に時計の見方をわかりやすく教えるなど、教員免許も持っている小島が教育系ユーチューバーに名乗りをあげた形だ。
これまでコロナ禍もありスタジオ内で収録してきた小島だが、このほど特別授業としてロケにも飛び出している。7月22日投稿〈特別授業「田んぼの生き物調査」その1〉では小島みずから田んぼに足を踏み入れ、生き物調査に挑む姿を見せている。また8月1日には〈特別授業「うなぎの謎にせまる」〉をアップ、秋から冬に脂が乗って旬だとされるうなぎがなぜ土用の丑の日として夏場によく食べられるようになったのか、うなぎは川魚か、海の魚か…といった疑問に迫っている。
答えは番組に譲るとして、直径1.5ミリのうなぎの卵を「ゴマ1粒の大きさくらい」、海流に乗って日本にやってきた幼魚は6センチほどで「爪楊枝1本の長さ」と子供にわかりやすく例えを出し、また「よしおの鼻の穴の大きさが1センチくらいだから、6センチはよしおの鼻の穴の大きさ6個分くらい」と笑いを取ることも忘れていない。
これらは小学生というより、親の方に好評で《授業とは違う、こういう知識を増やす動画も、親としてはありがたい! 子供達に見せます!》《なんだこの大人も観れる教育番組》《すっごいわかりやすいから、もっと小学生の子達とかに見えてもらいたい》と視聴者からは大人から子供まで楽しめるとのコメントを集めている。
オリエンタルラジオ・中田敦彦は、チャンネル登録者数200万人を誇るみずからのYouTubeチャンネルで、小島のチャンネルを「ちょうどいい長さでバットを持っている。当たるだろう」と評している。8月23日現在、チャンネル登録者数9万人弱とやや苦戦ながらも、夏休みにピッタリの小島のチャンネルはこの機にブレイクを果たすかもしれない。
(ユーチューブライター・所ひで)