フリーアナウンサーの田中みな実が8月14日、6年間所属した芸能事務所「テイクオフ」を離れ、「フラーム」へ移籍した。
「フラームは広末涼子、戸田恵梨香、有村架純といった売れっ子女優を抱える“女優専門事務所”です。ここに移籍した田中さんは、いよいよ女優業に本腰を入れるということでしょう」(芸能記者)
田中は昨年12月に発売した写真集が70万部を超える大ヒットを記録。今年は歌手・浜崎あゆみがスターダムに駆け上がる過程を描いたドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系)に眼帯の秘書役で出演し、その怪演ぶりがお茶の間の話題となった。
今や飛ぶ鳥を落とす勢いの田中が目指す目標は、NHK大河ドラマや朝ドラ出演であると「東京スポーツ」は報じているが、同紙によると田中にはもう一つ期待されている別の“使命”があるというのだ。
「同じ事務所に所属する女優・唐田えりかさんの復活ですね。唐田さんは今年1月に発覚した俳優・東出昌大さんとの不貞報道で一斉にバッシングを浴び、出演していたドラマも途中降板。表舞台から姿を消していますが、本人には女優業を続ける強い意志があるとされており、所属事務所も彼女の演技力を高く評価しているといわれています。しかし今のままでは唐田さんを起用したいと思うテレビ局や映画などはありません。そこで、出演依頼が殺到している田中さんの“バーター”での出演なら唐田さんの復帰が可能ではないかと事務所関係者は考えているようだと、報じられているのです」(女性誌ライター)
局アナ時代は“女性の嫌いな女性”の代表格であった田中だが、今では多くの女性の憧れの的。田中なら唐田に対する女性陣の嫌悪感を相殺できる、と目されているということか。
「それに不貞騒動のもう一方の当事者・東出さんは出演映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』が大ヒット。秋から冬にかけて出演映画の公開もありますし、少しずつ不貞騒動の悪いイメージも薄れつつあります。一方の唐田さんは、東出さんと関係を持った時はまだ10代。どちらの責任がより重いかを考えれば、そろそろ唐田さんも女優業を再開させても良いのではという意見もあります」(前出・女性誌ライター)
田中の“美のカリスマ”パワーで、唐田えりかの巣ごもり生活もいよいよ終わりを告げるか。人生の辛酸を舐めた2人の先行きが注目される。
(石見剣)